# 意識向上

「『巨大地震注意』受けた社会の対応は今後議論を」 評価検討会・平田会長 南海トラフ巨大地震発生の可能性は低下 日頃の備えは継続を 臨時情報発表からまもなく1か月
2024.09.06

「『巨大地震注意』受けた社会の対応は今後議論を」 評価検討会・平田会長 南海トラフ巨大地震発生の可能性は低下 日頃の備えは継続を 臨時情報発表からまもなく1か月

先月8日、初めて南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されてからまもなく1か月となります。気象庁は、6日午後6時、南海トラフ周辺の地殻変動について情報を更新し、「これまでにプレートの状態の変化を示すような通常とは異なる地殻変動は観測されていない」としたうえで、「巨大地震が発

住民に焦り「逃げ場所がないんですよ」津波避難タワーの建設に遅れ 補助金が要望の8割で 釧路町
2024.09.06

住民に焦り「逃げ場所がないんですよ」津波避難タワーの建設に遅れ 補助金が要望の8割で 釧路町

北海道内では千島海溝沿いで巨大地震が発生する可能性が高いとされ、北海道東部を中心に深刻な津波の被害が想定されています。津波避難施設の建設が急がれる中、当初の計画から遅れる自治体も出てきています。櫻井靖大記者)「こちらでは津波避難タワーの建設が着々と進んでいます」。<

「地区防災計画」熊本市で作成広がる マップ配布で意識向上も 地域住民主体、12校区で完了
2024.09.05

「地区防災計画」熊本市で作成広がる マップ配布で意識向上も 地域住民主体、12校区で完了

 熊本市で、地域住民が主体となる「地区防災計画」作りが広がっている。これまでに市内92校区中12校区で作成が完了。計画を基に避難場所などを地図上に示した防災マップを戸別に配布する校区もあり、地域の防災意識の向上につながっている。 都道府県や市町村は、災害に備えるために地域防災計画

防災への誓い新た 紀伊半島大水害から13年で和歌山県那智勝浦・新宮
2024.09.04

防災への誓い新た 紀伊半島大水害から13年で和歌山県那智勝浦・新宮

 紀伊半島大水害から13年を迎えた4日、死者・行方不明者が29人に上った和歌山県那智勝浦町や14人が犠牲になった新宮市で、犠牲者を追悼する行事があった。参列者は犠牲になった人たちに「見守ってください」「片時も忘れない」などと語りかけ、防災・減災に取り組むことを誓い合った。 那智勝

「災害への備え」に地域格差 “安否確認”“非常用バッグ”の準備は?
2024.08.31

「災害への備え」に地域格差 “安否確認”“非常用バッグ”の準備は?

9月1日は防災の日です。災害への備えについて、都道府県によって大きな差があることが分かりました。 大手調査会社が2月に全国の20万人を調査したところ、「家族どうしの安否確認方法」について準備ができている人の割合が高かったのは、宮城県(45.2%)、熊本県(41.8%)、石川県(4

11月から自転車の危険行為に「携帯電話の使用」「酒気帯び」追加 違反者には3時間の講習命令 道交法の改正で
2024.08.30

11月から自転車の危険行為に「携帯電話の使用」「酒気帯び」追加 違反者には3時間の講習命令 道交法の改正で

道路交通法の改正に伴い、11月1日から自転車の危険行為として、「携帯電話の使用」や「酒気帯び」の2種類が加わり、違反した際は免許センターでの講習が必要になります。11月から、従来の「信号無視」「遮断機(しゃだんき)立ち入り」「路側帯(ろそくたい)での逆走」などの15の違反行為に、「携帯電話の使

見張り不適切で衝突と調査報告書 23年の福井遊漁船3人死傷事故
2024.08.29

見張り不適切で衝突と調査報告書 23年の福井遊漁船3人死傷事故

 福井県美浜町沖で2023年3月に遊漁船同士が衝突して釣り客3人が死傷した事故で、運輸安全委員会は29日、双方の船長が見張りを適切にしなかったため、接近に気付かず衝突したとする調査報告書を公表した。 報告書によると、事故は23年3月15日、福井県美浜町の早瀬漁港北側の海域で発生。

【続報】溺れたのは19歳の大学生 秋保大滝から救助も意識不明で搬送 友人と5人で川遊び 仙台市
2024.08.27

【続報】溺れたのは19歳の大学生 秋保大滝から救助も意識不明で搬送 友人と5人で川遊び 仙台市

事故があったのは、仙台市太白区秋保町馬場の秋保大滝。警察と消防によると、27日午後1時25分頃「男性が滝つぼでおぼれている」と一緒にいた友人から119番通報があった。溺れたのは仙台市に住む19歳の男子大学生で、通報から約1時間半後の午後2時48分ごろに救助されたが、

香取慎吾、地震保険の広報キャラクターに就任!「じしんご」くんと軽快な掛け合いを見せるCMも放映
2024.08.27

香取慎吾、地震保険の広報キャラクターに就任!「じしんご」くんと軽快な掛け合いを見せるCMも放映

■「今回のCMを通じて、地震後の生活、住まいへの意識をもっと大切にしていけたらと思いました」(香取慎吾)一般社団法人 日本損害保険協会は、地震保険の重要性を広く伝え普及促進をはかるために、香取慎吾とマペットの「じしんご」くんを起用した新CM「しんごとじしんご」篇を8月29日から全

スランプに陥ったらどうする 元プロ野球選手・内川聖一さん、大活躍の秘密を語る「ずっと現状維持は駄目。他のスポーツ情報も集めていた」
2024.08.24

スランプに陥ったらどうする 元プロ野球選手・内川聖一さん、大活躍の秘密を語る「ずっと現状維持は駄目。他のスポーツ情報も集めていた」

 元プロ野球選手の内川聖一さん(42)が22日、埼玉県警蕨署で警察官らに向け、元県警捜査1課の佐々木成三さん(47)との対談形式で講演した。過去の試合での重要局面を振り返り「野球は各選手がサインを受けてプレーを実行し、成功させた積み重ねがチームの勝ちとなる。各自が任務に責任感を持ち、最終的な結

被災で生まれたつながり 日常付き合いで「共助」を 連載「豪雨災害から10年、あの日に得た教訓」②/兵庫・丹波市
2024.08.24

被災で生まれたつながり 日常付き合いで「共助」を 連載「豪雨災害から10年、あの日に得た教訓」②/兵庫・丹波市

 2014年8月、兵庫県丹波市市島地域を中心に甚大な被害が発生した豪雨災害から、今年で10年を迎える。記録的な大雨は山腹崩壊を起こし、土石流となって人々の営みを難なくのみ込み、尊い1人の命をも奪った。「丹波は比較的災害の少ない地域」という神話が崩れた瞬間でもあった。それでも人々は立ち上がった。

新千歳空港「ハサミなくなり大混乱」なぜこうなった? 9.11直後に「出刃包丁」持ち込む人も
2024.08.23

新千歳空港「ハサミなくなり大混乱」なぜこうなった? 9.11直後に「出刃包丁」持ち込む人も

 北海道の新千歳空港で2024年8月17日、保安検査通過後の「制限エリア」にある店舗でハサミが1本見当たらなくなり、安全確認のために保安検査は2時間ほど中断。それまでに検査場を抜けていた乗客への再検査も行われ、36便が欠航し201便に遅れが生じるなど大きな混乱が発生しました。 安

社説:「臨時情報」終了 地震の備え切れ目なく
2024.08.21

社説:「臨時情報」終了 地震の備え切れ目なく

 課題を洗い出し、大規模地震に向けた防災、減災対策へとつなげたい。 南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)による呼びかけが終了した。宮崎県沖の日向灘を震源とする地震の発生を受けて8日に初めて発表され、国は1週間、普段通りの生活を送る中で備えの再確認をするよう求めた。

パレスチナの現状を知って 横浜で24日イベント、主催者の思い
2024.08.21

パレスチナの現状を知って 横浜で24日イベント、主催者の思い

 イスラエルの報復攻撃を受け続けるパレスチナの人々が営んできた暮らしを紹介するイベントを、横浜市在住の女性2人が24日、市内で開く。主催者らは「遠いと思われがちな場所に生きる人たちとのつながりを見つけ、状況を変えるために考えて行動するきっかけになればうれしい」と話している。 イベ

酒を飲んで車を運転する体験教室 飲酒運転の危険性伝えるため 福岡・筑紫野市
2024.08.21

酒を飲んで車を運転する体験教室 飲酒運転の危険性伝えるため 福岡・筑紫野市

飲酒運転の危険性を知ってもらおうと、福岡県筑紫野市で酒を飲んだ状態で車を運転する体験教室が開かれました。きのう、筑紫野市の自動車学校で開かれた体験教室。アルコールが運転に与える影響を実感するため、参加者は酒を飲む前と飲んだ後の2回、車を運転して同じ教習コースを回りま

広島土砂災害から10年「喪失感、今も」 各地で献花、県庁では黙禱
2024.08.20

広島土砂災害から10年「喪失感、今も」 各地で献花、県庁では黙禱

 77人が犠牲(関連死を含む)となった広島土砂災害から8月20日で10年がたった。未明にかけての豪雨で、広島市北部の山あいに近い安佐南区と安佐北区を中心に、計166カ所で土石流や崖崩れが起きた。当時、避難所が設けられた安佐南区の梅林小学校内ではこの日、慰霊碑前に献花台が設けられ、訪れた人々が犠

広島土砂災害の日に生まれた少女 ノートにまとめた「防災」 広島市安佐南区
2024.08.20

広島土砂災害の日に生まれた少女 ノートにまとめた「防災」 広島市安佐南区

 広島土砂災害が起きた2014年8月20日、広島市安佐南区八木4丁目の被災地で産気づいた母から生まれた戸坂小4年有田紗代さん(9)=東区=が、災害の注意点や防災への思いを「さいがいノート」にまとめた。6月に市豪雨災害伝承館(安佐南区)を初めて訪れたのがきっかけ。「いろんな人に見てもらい、災害の

一瞬で崩壊、大火災…「首都直下地震」の被害を最小限にするために「絶対知っておくべきこと」
2024.08.16

一瞬で崩壊、大火災…「首都直下地震」の被害を最小限にするために「絶対知っておくべきこと」

2011年3月11日、戦後最大の自然災害となる東日本大震災が発生した。あれから13年、令和6年能登半島地震をはじめ何度も震災が起きている。さらには先日、南海トラフ「巨大地震注意」が発表され、大災害への危機感が増している。もはや誰もが大地震から逃れられない時代、11刷ベストセラーの

【波浪警報】茨城県・日立市、高萩市、北茨城市、ひたちなか市、大洗町、東海村に発表
2024.08.16

【波浪警報】茨城県・日立市、高萩市、北茨城市、ひたちなか市、大洗町、東海村に発表

気象台は、午前0時41分に、波浪警報を日立市、高萩市、北茨城市、ひたちなか市、大洗町、東海村に発表しました。南部では16日明け方から、北部では16日朝から、高波に警戒してください。【警報(発表中)と予報値】■日立市□波浪警報【発表】

紙に書かれた「500万円用意しろ」…強盗が現れたらどうする?郵便局で訓練 沖縄
2024.08.14

紙に書かれた「500万円用意しろ」…強盗が現れたらどうする?郵便局で訓練 沖縄

 宜野湾署と真志喜郵便局は7月30日、防犯意識の向上を図ろうと、強盗事件対処訓練を実施した。刃物を持った強盗犯を同署員が演じ、郵便局員らが事件発生時と同様の手順に沿って対応した。 強盗役は静かに入店し、局員に「現金500万円を用意しろ」と書いた紙を提示した。局員から要求額に満たな