# 平和教育

高松空襲から79年 慰霊堂で犠牲者の追悼式 遺族の参加者は年々減少「一緒に学んでいけたら」
16時間前

高松空襲から79年 慰霊堂で犠牲者の追悼式 遺族の参加者は年々減少「一緒に学んでいけたら」

 高松空襲から、7月4日で79年です。高松市にある慰霊堂で3日、犠牲者の追悼式が行われました。 高松市の六角堂で開かれた追悼式には、遺族や亀阜小学校の児童ら約150人が出席しました。 1945年7月4日未明、高松市中心部は、アメリカ軍による空襲で約8割が焼け、135

「女性はトラックに積み込まれ、凍った死体が山積み」ソ連軍の襲撃、87歳男性が語る終わらない戦争
2024.07.03

「女性はトラックに積み込まれ、凍った死体が山積み」ソ連軍の襲撃、87歳男性が語る終わらない戦争

 太平洋戦争中に旧満州(中国東北部)に満蒙開拓団として渡り、引き揚げ中に孤児となった黒田雅夫さん(87)=京都府亀岡市西つつじケ丘=が、南丹市園部町の園部小で講演した。ソ連軍の襲撃や、次々と家族の亡くなった収容所生活について6年生に語り、平和の大切さを訴えた。 黒田さんは亀岡出身

長崎被爆証言、米国の旅を映画に 原爆資料館で上映会、東京開催も
2024.06.29

長崎被爆証言、米国の旅を映画に 原爆資料館で上映会、東京開催も

 昨年11月、米国3都市で証言や市民との対話を実施した「長崎県被爆者手帳友の会」は29日、活動の様子を写したドキュメンタリー映画の上映会を長崎原爆資料館で開いた。発案者の被爆者朝長万左男さん(81)は、講話先で質問してきた少年に触れ「こういう市民が育っていけば米国の核廃絶の動きも有望だ」と話し

住民を巻き込んだ沖縄戦 司令官の孫は沖縄戦と向き合い続ける【#あなたの623】
2024.06.25

住民を巻き込んだ沖縄戦 司令官の孫は沖縄戦と向き合い続ける【#あなたの623】

沖縄戦を指揮した日本陸軍第32軍司令官、牛島満中将を祖父に持つ牛島貞満さん(70)は、毎年慰霊の日が近づくと沖縄を訪れている。▽牛島貞満さん「牛島満の名前が刻まれているのは牛島家の墓だとか、鹿児島の陸軍墓地だとか、様々なところがある。階級だとか年齢だとか、そういうも

激しい砲爆撃の中、往復600m「飯上げ」 児童ら「沖縄戦の学徒の苦労学べた」 南風原町の黄金森公園で平和学習
2024.06.25

激しい砲爆撃の中、往復600m「飯上げ」 児童ら「沖縄戦の学徒の苦労学べた」 南風原町の黄金森公園で平和学習

 【南風原】沖縄県南風原町内の小学6年生8人が23日、黄金森公園で沖縄戦当時に看護師やひめゆり学徒らが食料を運搬した「飯上(めしあ)げ」を体験した。8人は町が毎年実施する平和学習交流事業のメンバー。2人一組で10キロ分のペットボトルが入った樽(たる)をつるした棒を担ぎ、南風原文化センター入り口

沖縄戦を指揮した日本軍司令官の孫、平和学習の講師に 南部撤退で住民の犠牲が拡大「祖父は沖縄を本土防衛の防波堤と考えていた」
2024.06.23

沖縄戦を指揮した日本軍司令官の孫、平和学習の講師に 南部撤退で住民の犠牲が拡大「祖父は沖縄を本土防衛の防波堤と考えていた」

 沖縄戦を指揮した第32軍の牛島満司令官の孫牛島貞満さん(70)が19日、沖縄県豊見城市立豊崎中学校で平和学習を行った。牛島さんは、第32軍が決定した南部撤退により軍民混在の状況で住民犠牲が広がったことを解説。牛島司令官は本土決戦が必ずあると思っており、「沖縄は本土防衛のための防波堤という考え

「人をあやめないで」平和への思いを7分間に込めた95歳の元学徒 沖縄戦で看護動員 手術で切断された負傷兵の手足を壕の外に捨てた経験も
2024.06.23

「人をあやめないで」平和への思いを7分間に込めた95歳の元学徒 沖縄戦で看護動員 手術で切断された負傷兵の手足を壕の外に捨てた経験も

[戦後80年へ] 「白梅同窓会」副会長の武村豊さん(95)が20日、日頃利用している那覇市の安謝老人デイサービスセンターで、「白梅学徒隊」として沖縄戦に動員された体験を語った。利用者や保育園児ら約50人を前に、「家族や友達が一人ずつやられていく。それを私たちは目の前で見てきたんで

県系人通訳の投降呼び掛けで救われた命 子どもたちが地域の沖縄戦を学ぶ うるま市
2024.06.21

県系人通訳の投降呼び掛けで救われた命 子どもたちが地域の沖縄戦を学ぶ うるま市

「慰霊の日」を前に地域の沖縄戦について学ぶ平和集会がうるま市の小学校で開かれました。うるま市の与那城小学校では、毎年慰霊の日を前にしたこの時期に沖縄戦当時の地域の様子を子どもたちに知ってもらおうと平和集会を開いています。全校児童やこども園の園児が参加した集会では、津堅島での体験談

戦争に動員された学徒など慰める「暁の塔」 児童が慰霊碑を清掃 石垣市
2024.06.20

戦争に動員された学徒など慰める「暁の塔」 児童が慰霊碑を清掃 石垣市

79年前の沖縄戦で旧日本軍による組織的な戦闘が終結したとされる6月23日の慰霊の日を前に、石垣市の小学生が沖縄戦の犠牲者の御霊を慰めるために建立された慰霊碑を清掃しました。慰霊碑を清掃したのは、石垣市立川原小学校の児童29人で、児童らは学校の近くにある「暁(あかつき)の塔」を清掃

ルワンダ30年、長崎で追悼式 駐日大使「虐殺に反対の声を」
2024.06.17

ルワンダ30年、長崎で追悼式 駐日大使「虐殺に反対の声を」

 1994年に約80万人が犠牲となったとされるルワンダ大虐殺から今年で30年。長崎原爆資料館で17日、追悼イベントが開かれ、ムカシネ・マリー・クレール駐日大使が「私たちは皆、大量虐殺や憎悪がどこで起ころうとも反対の声を上げなければならない」と訴えた。 イベントは同国出身で内戦によ

立命館が無言館との連携強化、理事派遣や平和教育に力…共同館主に内田也哉子さん
2024.06.15

立命館が無言館との連携強化、理事派遣や平和教育に力…共同館主に内田也哉子さん

 学校法人「立命館」(森島朋三理事長)などは14日、戦没した画学生の作品を集めた美術館「無言館」(長野県上田市)と運営や研究の連携を強化し、共同館主としてエッセイストの内田也哉子さんを迎えたと発表した。就任は6月1日付。 無言館は作家の窪島誠一郎さん(82)が1997年に開設し、

「白梅継承の会」が法人化 慰霊祭や平和教育、永続的な取り組みへ 沖縄
2024.06.12

「白梅継承の会」が法人化 慰霊祭や平和教育、永続的な取り組みへ 沖縄

 「一般社団法人白梅継承の会」の設立総会が9日、那覇市旭町の県市町村自治会館で開かれ、遺族や県立第二高等女学校の同窓生、ボランティアなど約20人が参加した。 二高女の同窓生らでつくる「白梅同窓会」が高齢化のため2023年11月に活動終了し、白梅継承の会が引き継いだ。慰霊祭の開催や

戦争や原爆の悲惨さ伝える 長内美那子さん、山口果林さん 沖永良部で朗読会
2024.06.12

戦争や原爆の悲惨さ伝える 長内美那子さん、山口果林さん 沖永良部で朗読会

 女優の長内美那子さんと山口果林さんによる朗読会「いのちを見つめた言葉たちーヒロシマ・ナガサキ 一九四五年」が9日、鹿児島県沖永良部島の和泊町立和泊中学校あかね文化ホールであった。広島・長崎の被爆者とその家族らの証言や手記、詩を交互に朗読。親子連れなど来場者150人に、戦争と原爆の悲惨さを伝え

戦後79年 大人が学ぶ 沖縄戦と平和【つなごう沖縄】
2024.05.31

戦後79年 大人が学ぶ 沖縄戦と平和【つなごう沖縄】

持続可能な社会づくりの取り組み「SDGs」について考える「つなごう沖縄」。太平洋戦争末期の沖縄戦から今年で79年。平和について改めて学ぶ学習会をご紹介していく。1945年。沖縄では、住民を巻き込む激しい地上戦が行われ、軍人と民間人、あわせて20万人あまりが犠牲となった。県平和祈念

原爆資料館の展示更新へ 今夏に市民向けワークショップ開催【長崎市】
2024.05.29

原爆資料館の展示更新へ 今夏に市民向けワークショップ開催【長崎市】

長崎市は原爆資料館の展示更新に向けて利用者目線の声を集めようと、7月から市民向けのワークショップを開く予定です。29日に開かれた原爆資料館の運営審議会で、長崎市はワークショップの開催時期や内容の案を示しました。平和推進課 原賀哲郎 主幹「利用者視点での

戦争・被爆体験の証言をYou Tubeで公開 諫早市から世界の若い世代へ発信【長崎】
2024.05.16

戦争・被爆体験の証言をYou Tubeで公開 諫早市から世界の若い世代へ発信【長崎】

シベリア抑留地獄の3年間、104歳が中学生らに語る「平和の尊さ伝えることが使命」
2024.05.15

シベリア抑留地獄の3年間、104歳が中学生らに語る「平和の尊さ伝えることが使命」

焼夷弾の爆音と地響き、火の海を5歳で逃げ惑い 高松空襲を語り継ぐ
2024.05.13

焼夷弾の爆音と地響き、火の海を5歳で逃げ惑い 高松空襲を語り継ぐ

「PEACESTOCK」を今年は長崎で開催、発起人の島谷ひとみ(43)らが県知事を表敬訪問
2024.05.10

「PEACESTOCK」を今年は長崎で開催、発起人の島谷ひとみ(43)らが県知事を表敬訪問