シベリア抑留地獄の3年間、104歳が中学生らに語る「平和の尊さ伝えることが使命」

AI要約

第2次世界大戦後、シベリア抑留体験を語る島根県吉賀町の野村定男さんが入院先で講演。極寒の中での過酷な生活や帰国の喜びを振り返り、若者に戦争反対の重要性を訴えた。

野村さんは抑留された経験について話すことなく、高齢になってから語り始め、講演を生きがいとしてきた。入院時の気力低下を心配した医師らのサポートで講演が実現した。

講演では極寒のシベリアでの生活の過酷さや食事の少なさ、抑留中に経験した困難を振り返り、平和の尊さを伝える使命を感じていることを訴えた。