# 地層

東日本大震災の発生メカニズム 海底で探るプロジェクト開始
2024.09.05

東日本大震災の発生メカニズム 海底で探るプロジェクト開始

東日本大震災がどのようなメカニズムで発生し、いま地下では、何が起きているのか。水深7000メートルの海底を探る、プロジェクトが始まります。2011年に起きた巨大地震は、想定とは違う場所で発生し、なぜその場所で起きたのかなどメカニズムの全容は分かっていません。調査船「

9千年かけてマグマため噴火 鹿児島の海底火山、鬼界カルデラ
2024.08.22

9千年かけてマグマため噴火 鹿児島の海底火山、鬼界カルデラ

 鹿児島県の薩摩半島南方にある海底火山「鬼界カルデラ」周辺で海底の地層を採取して分析したところ、約9千年かけてマグマを蓄積させた末に約7300年前の前回の巨大噴火に至ったことが分かったと、海洋研究開発機構や神戸大の研究チームが22日、国際科学誌に発表した。 チームは地球深部探査船

「すごい発見」 トゲの痕跡あるアンモナイトの化石 三重で展示
2024.08.18

「すごい発見」 トゲの痕跡あるアンモナイトの化石 三重で展示

 津市の三重県総合博物館(みえむ)で開催中の企画展「標本」で、鳥羽市にある後期ジュラ紀(約1億5000万年前)の地層「今浦層」から見つかったアンモナイトの化石が展示されている。ウニのようなトゲの痕跡があるといい、研究者や地元の関係者は「すごい発見だ」と興奮を隠さない。さて、一体どんな化石なのか

グランドキャニオン、ドーバー…北海道でぶらり地層ウオッチング 乙部町 探訪
2024.07.28

グランドキャニオン、ドーバー…北海道でぶらり地層ウオッチング 乙部町 探訪

「東洋のグランドキャニオン」に「東洋のドーバー」。北海道に外国の有名景勝地になぞらえられる景観を楽しめる町がある。道南部の日本海側に位置する乙部町。海岸沿いの国道229号を走っていると、そびえ立つ絶壁が目に飛び込んできた。米国の峡谷グランドキャニオンに見立てられる「

放射性廃棄物「地層処分」への理解を 上田市で説明会 
2024.07.25

放射性廃棄物「地層処分」への理解を 上田市で説明会 

原子力発電に伴い発生する放射性廃棄物の処分について理解を深めてもらおうと全国で開かれている説明会が25日、上田市で開かれました。原子力発電環境整備機構と資源エネルギー庁が上田市で開催した説明会には市民など26人が参加しました。原子力発電に伴って発生する高レベル放射性

白亜紀のワニ、恐竜を食べた?  歯の化石、痕跡から推定 早大など
2024.07.12

白亜紀のワニ、恐竜を食べた?  歯の化石、痕跡から推定 早大など

 早稲田大と東京大、久慈琥珀(こはく)博物館は11日、岩手県久慈市にある約9000万年前(白亜紀後期)の地層で見つかったワニの歯の化石の分析などから、カメや恐竜などを餌として食べていた可能性があることが分かったと発表した。 早大の平山廉教授らは2012年以降、琥珀の産地として知ら

琥珀に眠る太古の鍵 福島県いわき市の愛好家 鈴木千里さん発掘 新種ハチ化石 生態系の重要資料
2024.07.03

琥珀に眠る太古の鍵 福島県いわき市の愛好家 鈴木千里さん発掘 新種ハチ化石 生態系の重要資料

 太古の生態系を解き明かす鍵になるか―。いわき市の地層から、中生代白亜紀後期コニアシアン(約8800万年~約8630万年前)に生息していた世界最小級のハチ「ムカシホソハネコバチ」の新種の化石が発見された。同市の化石愛好家鈴木千里さん(74)が発掘した琥珀(こはく)の中から見つかり、発見者にちな

核ごみ調査開始に不満や不安の声 佐賀・玄海町隣接の唐津市議会
2024.07.02

核ごみ調査開始に不満や不安の声 佐賀・玄海町隣接の唐津市議会

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が佐賀県玄海町で始まったのを受け、国と実施主体の原子力発電環境整備機構(NUMO)は2日、隣接する唐津市の議会で地層処分や調査の概要を説明した。拙速な議論への不満に加え、市議からは「地震大国で数万年間安定的な保管が可

北海道寿都町が「核ごみ」勉強会 第2段階、住民投票見据え
2024.06.24

北海道寿都町が「核ごみ」勉強会 第2段階、住民投票見据え

 北海道寿都町は24日、高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に関し、町民を対象とした勉強会を開催した。 片岡春雄町長は第2段階に当たる「概要調査」の受け入れ判断を巡って住民投票を行う方針を示しており、地下深くに埋める地層処分についての知識を深める狙い。 

佐賀県玄海町で”核のごみ”文献調査始まる 原子力発電環境整備機構(NUMO)コメント
2024.06.10

佐賀県玄海町で”核のごみ”文献調査始まる 原子力発電環境整備機構(NUMO)コメント

原子力発電環境整備機構(=NUMO)は、高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定のための文献調査を10日から佐賀県玄海町において実施することを明らかにした。以下、原子力発電環境整備機構(=NUMO)コメント全文佐賀県玄海町における文献調査の実施につ

核ごみ特性マップ形骸化 玄海町全域「不適地」でも調査 科学的観点ないがしろ
2024.06.10

核ごみ特性マップ形骸化 玄海町全域「不適地」でも調査 科学的観点ないがしろ

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場建設地としての適性を色分けした国の科学的特性マップが形骸化している。後志管内寿都、神恵内両町村に続き第1段階の文献調査が実施される佐賀県玄海町は全域が不適地だが、国は調査実施を申し入れた。後世に影響が残る地層処分で科学的観点がないがしろ

北海道・寿都が核のごみ勉強会 6月から開催、住民投票に向け
2024.05.24

北海道・寿都が核のごみ勉強会 6月から開催、住民投票に向け

 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進んでいる北海道寿都町が、次段階の「概要調査」への賛否を問う住民投票に向けた勉強会を6月24日から開催することが24日、町関係者への取材で分かった。 関係者によると、勉強会は6月24日から7月3日にかけて、町内7

ニュースワード「フタバスズキリュウ」
2024.05.11

ニュースワード「フタバスズキリュウ」