# 再犯防止

犯罪少年に軍隊式鍛錬 厳罰化の公約実行 NZ
2024.06.29

犯罪少年に軍隊式鍛錬 厳罰化の公約実行 NZ

 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)の保守連立ラクソン政権が治安改善に向け、犯罪厳罰化の取り組みを進めている。 その一環として7月から、凶悪犯罪で有罪となった少年に対し軍隊式鍛錬を課す「ブートキャンプ」を導入する。昨年の総選挙での公約を実行するもので、ラクソン首相は「法と秩

服役11回の重度知的障害者、仕事快活でもまた再犯 懲罰から福祉へ、支援者の試行錯誤
2024.06.27

服役11回の重度知的障害者、仕事快活でもまた再犯 懲罰から福祉へ、支援者の試行錯誤

 「ごめんなさい。もう運転しない」 被告の男性(47)=京都市=が今年2月、京都地裁の公判で謝罪した。白髪の交じる小柄な背中が、小刻みに震えた。 重い知的障害があり、車に乗りたい衝動が抑えられずに窃盗を繰り返してきた。既に11回服役し、成人後の大半は刑務所にいた。今

受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の保全 栃木で全国でも珍しい取り組み実施
2024.06.25

受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の保全 栃木で全国でも珍しい取り組み実施

 刑務所の受刑者が「塀の外」で絶滅危惧種の植物の保全に協力する、全国でも珍しい取り組みが栃木県で行われています。 日本の固有種で、関東や東海地方の一部の河川のみに生息する絶滅危惧種「カワラノギク」。栃木県さくら市を流れる鬼怒川の河川敷もこの「カワラノギク」の生息地です。<

子どもへの性暴力防ぐ「日本版DBS」 下着窃盗含まず?「この先の課題は多い」
2024.06.19

子どもへの性暴力防ぐ「日本版DBS」 下着窃盗含まず?「この先の課題は多い」

「日本版DBS」を柱とする「こども性暴力防止法案」が国会で成立した。新たな制度では、学校や学習塾などで、新しく雇う人やすでに働いている人について、特定の性犯罪の前科の有無を確認することができる。この制度で子どもを性暴力から守ることはできるのか。対象とする業種や犯罪の

暴行や強姦…過去の罪をさらけ出す「前科者座談会」に集まる人たち 元受刑者の女性がつくる「帰ってくる場所」
2024.06.16

暴行や強姦…過去の罪をさらけ出す「前科者座談会」に集まる人たち 元受刑者の女性がつくる「帰ってくる場所」

参加できるのは罪を犯したことがある「前科者」のみ。職場や家庭では理解されない不安や悩みを語り合い、”先輩”に教えを乞う。そんな集まりがあると聞いて特別にまぜてもらった。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)●罪名や服役経験を自己紹介「住居侵入と強姦でトータル15年で

暴力団「工藤会」進む弱体化、離脱促す・社会復帰を支援する取り組み「警察が関与し、組からの報復を防ぐ」元福岡県警刑事部長・尾上芳信氏が語る
2024.06.13

暴力団「工藤会」進む弱体化、離脱促す・社会復帰を支援する取り組み「警察が関与し、組からの報復を防ぐ」元福岡県警刑事部長・尾上芳信氏が語る

 「みかじめ」を断る飲食店に危害を加え、警察官への発砲や、一般市民の殺害も行っていた、福岡・北九州の特定危険指定暴力団「工藤会」が弱体化しつつある。 元福岡県警の刑事部長だった尾上芳信氏が指揮した、工藤会壊滅の「頂上作戦」によって、幹部は逮捕。2014年9月に逮捕された野村悟総裁

保護司の安全徹底を提言 自宅以外の面接場所確保 自民
2024.06.12

保護司の安全徹底を提言 自宅以外の面接場所確保 自民

 自民党は12日、大津市で保護司が殺害された事件を受け、法務部会と再犯防止推進特別委員会の合同会議を開き、保護司の不安解消と安全確保の徹底を柱とする緊急提言案をまとめた。 近く小泉龍司法相に提出する予定。 提言案は、事件について「事実であれば、世界に誇るべき保護司制

保護司殺人に「あり得ない」と25年活動した女性 担い手不足の現実と「信じてあげる役割」の尊さ
2024.06.12

保護司殺人に「あり得ない」と25年活動した女性 担い手不足の現実と「信じてあげる役割」の尊さ

 過ちを犯した人の更生に寄り添う保護司が殺害されるというショッキングな事件が起きた。自らが担当していた保護観察中の男性が逮捕されている。一般にはあまり馴染のない保護司の仕事。元犯罪者と相対で付き合うからには危険も伴うのでは、と思った人もいることだろう。保護司を約25年間務め、百人を超える元服役

自らの「保護司」を面談中に襲ったか 「保護観察中」の男 保護司に支援を受けていた男性 「恩返し」できず悔やむ
2024.06.11

自らの「保護司」を面談中に襲ったか 「保護観察中」の男 保護司に支援を受けていた男性 「恩返し」できず悔やむ

滋賀県大津市で、保護司の新庄博志さんが殺害された事件。逮捕された保護観察中の男が、面談の際に襲った疑いがあることがわかった。【動画で見る】保護観察中の男 面談中に自らの保護司を襲ったか…県内の保護司480人からの聞き取りを開始 新庄さんの支援を受けてい

多様化する事件、専門性持つ成り手を増やせ 大津・保護司殺害
2024.06.08

多様化する事件、専門性持つ成り手を増やせ 大津・保護司殺害

 大津市の民家で5月、レストラン経営で保護司の新庄博志さん(60)の遺体が見つかった事件で、滋賀県警は8日、近くに住む無職の飯塚紘平容疑者(35)を殺人の疑いで逮捕した。過去の強盗事件で保護観察付き執行猶予判決を受け、保護観察中で新庄さんが担当保護司だった。県警は動機などを詳しく調べる。

トイレ盗撮の元学童職員に執行猶予判決 法廷で語った「正義感」
2024.06.06

トイレ盗撮の元学童職員に執行猶予判決 法廷で語った「正義感」

 「便座や床が汚れる原因を知りたかった」――。勤務先の学童保育施設のトイレにカメラを設置し児童らを盗撮したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われた男性(27)に神戸地裁(酒井英臣裁判官)は6日、懲役2年、執行猶予4年(求刑・懲役2年)の判決を言い渡した。男性が法廷で動機として語った

加害者治療の議論不足 再犯予防へ「継続的関わりを」 長崎県でも増える性犯罪
2024.06.05

加害者治療の議論不足 再犯予防へ「継続的関わりを」 長崎県でも増える性犯罪

 開会中の国会で、子どもと接する仕事に就く人に性犯罪歴の有無を確認する「日本版DBS」創設法案の審議が進んでいる。長年、子どもの心の医療に携わる長崎大保健学科の今村明教授(精神科医)は、制度の必要性を理解した上で「(法案内容は)不十分」と指摘。実効性を高めるため、加害者への継続的な関わりについ

大津市の経営者殺人事件、捜査本部設置1週間 被害男性は保護司として奔走した「温厚で真面目な人」
2024.06.04

大津市の経営者殺人事件、捜査本部設置1週間 被害男性は保護司として奔走した「温厚で真面目な人」

 大津市仰木の里東6丁目の民家で、住人の新庄博志さん(60)が遺体で見つかった殺人事件は、滋賀県警が大津北署に捜査本部を設置して3日で1週間となった。新庄さんは、琵琶湖畔にあるフレンチレストランの経営に加え、保護司として20年近く更生保護活動のボランティアに携わってきた。生前を知る人は「温厚で

被害者の思いを加害者に伝える『心情等伝達制度』 「唯一の償い」なのに支払われない損害賠償 新制度の運用に課題も
2024.06.01

被害者の思いを加害者に伝える『心情等伝達制度』 「唯一の償い」なのに支払われない損害賠償 新制度の運用に課題も

刑務所や少年院に入っている加害者は、本当に罪と向き合っているのか。被害者の思いを手紙ではなく、刑務官が直接伝え、反応を知ることができる“制度”が始まりました。被害者にとって、加害者と向き合う新たな取り組みですが、課題も残されています。2023年11月に

「心理学修士」を目指す刑事弁護人、法律から「削ぎ落とされた」部分を補完する「リスキリング」の旅
2024.05.14

「心理学修士」を目指す刑事弁護人、法律から「削ぎ落とされた」部分を補完する「リスキリング」の旅

「いろいろな声を上げて頑張りたい…」 繰り上げ当選の自民党 森由起子衆院議員(52)が初登院 三重・四日市市の機械整備会社社長
2024.05.13

「いろいろな声を上げて頑張りたい…」 繰り上げ当選の自民党 森由起子衆院議員(52)が初登院 三重・四日市市の機械整備会社社長

“職業選択の自由を制限”指摘も…再犯リスクに近づかないことは「当たり前」 性加害・小児性愛の治療専門家【日本版DBS】
2024.05.12

“職業選択の自由を制限”指摘も…再犯リスクに近づかないことは「当たり前」 性加害・小児性愛の治療専門家【日本版DBS】

日本で初めて受刑者に対する VR を活用した就労支援を実施
2024.05.10

日本で初めて受刑者に対する VR を活用した就労支援を実施

こどもへの性暴力を防ぐための法案審議開始
2024.05.09

こどもへの性暴力を防ぐための法案審議開始