# デフレ

日経平均株価とTOPIX、ダブルで最高値 円安、脱デフレ期待背景
8時間前

日経平均株価とTOPIX、ダブルで最高値 円安、脱デフレ期待背景

 4日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は5営業日連続で値上がりし、終値は4万913円65銭と史上最高値を約3カ月ぶりに更新した。より市場全体の値動きを反映する東証株価指数(TOPIX)も上昇して終値で2898・47を付け、バブル経済期の1989年12月以来、約34年半ぶりに最高値を塗

林芳正官房長官、TOPIXの史上最高値 「一喜一憂せず、取り組みを着実に」
15時間前

林芳正官房長官、TOPIXの史上最高値 「一喜一憂せず、取り組みを着実に」

林芳正官房長官は4日の記者会見で、東証株価指数(TOPIX)が史上最高値を付けたことについて「株価の水準に一喜一憂せず、取り組みを着実に進める」と述べた。「岸田文雄政権はデフレからの完全脱却、新たな成長型経済への移行を目指している。物価高に負けない賃上げの実現や、賃上げを生み出す企業の稼ぐ力の

新車広報映像「男性蔑視」ジェスチャー問題に…ルノーコリア社長「事案深刻、人事委開く」
18時間前

新車広報映像「男性蔑視」ジェスチャー問題に…ルノーコリア社長「事案深刻、人事委開く」

ルノーコリア新車の広報映像に出演した職員が親指と人差指でつまむジェスチャー(男性の性器のサイズを馬鹿にする意味が含まれ、男性蔑視を象徴している)をして物議をかもしたことに関連し、ステファン・デブレイス社長が人事措置を示唆した。あわせて再発防止対策を用意するという立場を出した。デブ

バブルの呪縛解かれた日本株、TOPIXも34年ぶりに史上最高値更新
19時間前

バブルの呪縛解かれた日本株、TOPIXも34年ぶりに史上最高値更新

(ブルームバーグ): 4日の東京株式市場で、東証株価指数(TOPIX)が取引時間中ベースの史上最高値を更新した。更新は34年7カ月ぶり。TOPIXは一時前日比0.6%高の2890.52ポイントまで上昇し、1989年12月18日に付けた取引時間中の最高値2886.50を上回った。日

デフレ脱却宣言、岸田首相明言せず 「まずは専門家が判断」
2024.07.03

デフレ脱却宣言、岸田首相明言せず 「まずは専門家が判断」

 岸田文雄首相は3日、政府として「デフレ脱却宣言」を出すかどうかについて首相官邸で記者団に尋ねられたのに対して明言を避けた。 「マクロ経済分析の観点からのデフレ脱却判断は、経済指標を十分に検討してまずは専門家が行っていくものだ。現段階でその時期について予断を持って申し上げることは

同友会・新浪代表幹事「令和モデル転換で経済を取り戻す」…夏季セミナーで人口減対応など議論
2024.07.03

同友会・新浪代表幹事「令和モデル転換で経済を取り戻す」…夏季セミナーで人口減対応など議論

 経済同友会は3日、長野県軽井沢町で夏季セミナーを開いた。4日までの日程で、人口減少や地政学リスクの高まりといった企業を取り巻く環境変化への対応を議論する。 議論に先立ち、新浪剛史代表幹事は、「デフレからインフレという大きな時代の転換点にある」との現状認識を示した。

「デフレ完全脱却までもう一息」 岸田総理が経済界重鎮11人と会食 政府の経済政策に評価の声上がる 
2024.07.01

「デフレ完全脱却までもう一息」 岸田総理が経済界重鎮11人と会食 政府の経済政策に評価の声上がる 

岸田総理は1日、経済界の重鎮と会食し、デフレからの完全脱却を求める声に“経済財政運営の基本方針に沿ってやっていきたい”と応じました。岸田総理は1日、経団連の榊原名誉会長や日本製鉄の進藤相談役など、経済界重鎮の11人と東京都内のホテルでおよそ2時間半にわたり会食しました。<

実は日本だけ…政府が「物価上昇」で「好景気になる」と喧伝する本当の理由
2024.06.28

実は日本だけ…政府が「物価上昇」で「好景気になる」と喧伝する本当の理由

 賃金と物価の好循環――。 今やこれこそが、日本経済を元気にする切り札だという空気が、政労使という立場を超えて日本全体を覆っている感がある。たしかに、ようやく賃金が上がり始めたこの時を捉えて、「賃金と物価の好循環」というスローガンを打ち出せば、世の中に受け入れやすいのは確かだ。<

元日銀総裁・黒田東彦が語ったデフレとの10年戦争。異次元のゼロ金利政策を支えた覚悟とは?──北野唯我「未来の職業道」ファイル【特別編】
2024.06.27

元日銀総裁・黒田東彦が語ったデフレとの10年戦争。異次元のゼロ金利政策を支えた覚悟とは?──北野唯我「未来の職業道」ファイル【特別編】

あらゆる職業を更新せよ!──既成の概念をぶち破り、従来の職業意識を変えることが、未来の社会を創造する。「道を究めるプロフェッショナル」たちは自らの仕事観を、いつ、なぜ、どのように変えようとするのか。『転職の思考法』などのベストセラーで「働く人への応援ソング」を執筆し続けている作家、北野唯我がナ

カギは「脱ガラパゴス」次の10年で日本が返り咲くために
2024.06.25

カギは「脱ガラパゴス」次の10年で日本が返り咲くために

Forbes JAPAN 2024年8月号は10周年特別記念号だ。特集テーマは、「THE NEXT IMPACT THING 『次のインパクト』はこれだ」だ。私たちは2014年8月号(創刊号)で、「新旧融合」をテーマにした。ソニー元CEOの出井伸之と、スタートアップ経営者が表紙に登場。世代、そ

政府発表の「骨太の方針2024」ポイント解説、経済成長や賃上げ論に既視感だらけの理由
2024.06.24

政府発表の「骨太の方針2024」ポイント解説、経済成長や賃上げ論に既視感だらけの理由

 政府の経済・財政運営の方向性を示す「骨太の方針」がまとまった。賃上げをさらに加速するため、省力化や労働市場改革を進めるといった内容が盛り込まれたが、すでに何度も議論されているテーマであり既視感が漂う。もう1つの焦点であった基礎的財政収支の黒字化については、玉虫色の表現となり、本格的な議論は来

企業利益は急増しているのになぜ増えない?日本人は「賃金停滞」の本質をまったくわかっていない
2024.06.23

企業利益は急増しているのになぜ増えない?日本人は「賃金停滞」の本質をまったくわかっていない

 2023年の春闘以降、賃上げが進んでいると喧伝される。しかし、法人企業統計調査のデータでは、人件費の総額はほとんど増えていない。他方で、企業利益の増加は著しい。なぜこうしたことになるのか? 昨今の経済現象を鮮やかに斬り、矛盾を指摘し、人々が信じて疑わない「通説」を粉砕するーー。野口悠紀雄氏に

日本再生を阻む「プライマリーバランス黒字化」 財務官僚は毎年異様に執着 現代の資本主義は政府が借金すればこそ成長できる
2024.06.22

日本再生を阻む「プライマリーバランス黒字化」 財務官僚は毎年異様に執着 現代の資本主義は政府が借金すればこそ成長できる

【お金は知っている】歴代の政権が6月に打ち出す「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」は各省庁の官僚作文の寄せ集めだ。それでも後半の財務官僚担当分には、日本経済の命運を左右するくだりがある。中期的経済財政の枠組みを述べる章の中のたった1行である。それは「基礎的

岸田内閣3回目の「骨太の方針」、目玉ない「政策カタログ」…「小骨を集めたようなものになった」
2024.06.22

岸田内閣3回目の「骨太の方針」、目玉ない「政策カタログ」…「小骨を集めたようなものになった」

 岸田内閣で3回目の策定となった今年の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」は、デフレ脱却に向けた賃上げ促進を掲げたものの、2022年の防衛力強化、23年の少子化対策のような目玉政策に欠ける内容となった。近年は各省庁が持ち込んだ主要施策をはめ込む「カタログ化」が定着しており、改めて存在

首相、総裁再選に意欲 「道半ばの課題ある」
2024.06.21

首相、総裁再選に意欲 「道半ばの課題ある」

 岸田文雄首相は21日の記者会見で、9月の自民党総裁任期満了に伴う総裁選に関し「デフレ脱却や政治改革、憲法改正といった道半ばの課題がある」と述べ、再選に意欲を示した。 「今日まで結論を出せなかった課題に、勇気と覚悟を持って結論を出していく。歴史的な転換点だから、そうした決断が求め

デフレ完全脱却への施策歓迎 経済3団体
2024.06.21

デフレ完全脱却への施策歓迎 経済3団体

 経済3団体首脳は21日、政府が決定した経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に、デフレ完全脱却のための長期的な施策が盛り込まれたことを歓迎する談話を公表した。  経団連の十倉雅和会長は「日本経済を成長型の新たなステージへ移行させるための政策が数多く盛り込まれている」

岸田首相、やり残した課題は? 次の首相に必要な資質・条件も回答
2024.06.21

岸田首相、やり残した課題は? 次の首相に必要な資質・条件も回答

 岸田文雄首相は21日の記者会見で、首相・自民党総裁としてやり残した課題は何か、との質問を受けた。首相は「道半ばの課題ということで申し上げるならば」と前置きした上で、デフレ脱却をはじめとした経済再生▽外交・安全保障の推進▽政治改革・信頼回復▽憲法改正――などを挙げた。 次の首相に

賃上げと投資で成長型経済目指す 政府が「骨太の方針」閣議決定
2024.06.21

賃上げと投資で成長型経済目指す 政府が「骨太の方針」閣議決定

政府は21日、持ち回りの閣議を開き、岸田文雄政権が発足してから3度目となる経済財政運営の指針「骨太の方針」を決定した。賃上げの定着や成長分野への戦略的な投資を通じて、デフレ経済から完全に脱却し、成長型の新たな経済ステージへと移行するシナリオを描く。人口減少が本格化する2030年代以降も安定的な

岸田首相、21日に記者会見
2024.06.20

岸田首相、21日に記者会見

 岸田文雄首相は21日午後6時から首相官邸で記者会見する。 政府が20日、発表した。通常国会が21日で事実上閉幕するのを受け、デフレ脱却やエネルギー価格高騰対策など、経済面を中心に今後の政権運営に関して説明。9月に任期満了を迎える自民党総裁選への対応などについて、どのような発言を

相次ぐ「賃上げ実施!」は本当か嘘か? 円安で儲けた大企業の「不都合な真実」
2024.06.17

相次ぐ「賃上げ実施!」は本当か嘘か? 円安で儲けた大企業の「不都合な真実」

 2021年からの急激な円安によって、大企業では粗利益が増加し、経常利益も著しく増加した。これは、輸入価格の上昇分を価格に転嫁した上に、輸出が増えたからだ。これに伴う物価高騰もあり、大企業を中心に賃上げ報告が相次いでいる。だが本当に賃上げはなされているのだろうか、分析する。 以下