オリックス 9回に抜てきされた才木は逆転許してベンチで涙「力不足」 中嶋監督は責めず
AI要約
オリックスは9回に逆転を許し、プロ3試合目の若手投手才木が初黒星を喫した。
中嶋監督は若手投手を責めず、才木本人も挽回を誓っている。
悔しい結果を忘れず、チャンスを待つ姿勢を示す若手投手のコメント。
◇交流戦 オリックス1－2中日（2024年6月1日 京セラD）
オリックスは1―0の9回に、プロ3試合目の登板となった才木がマウンドへ。抑えを務めるマチャド、勝ちパターンの本田がいずれも連投中で、指揮官は最速156キロの直球と落差のあるフォークを武器とする若手右腕を抜てきした。しかし大島の適時打と石橋の右犠飛で無情にも逆転を許した。
「任された場面で結果が出ないのは、自分の力不足。その言葉に尽きると思います」
先月24日に支配下登録されたばかりの才木は、2/3回を4安打2失点でプロ初黒星。降板後はベンチで大粒の涙を流したが、試合後は前を向いて報道陣の取材に応じた。
中嶋監督は「（チーム事情が）いろいろありますし、出したこっちが悪いんですから。あいつは本当に糧にして、どういうことをやっていくべきかをもう一回考えればいい。攻める気持ちを引かないようにだけはしてほしいですし、ビビっていたら後ろの方で投げられないんで。どんどんいってほしい」と若手右腕を責めなかった。才木本人も「この悔しい気持ちは絶対忘れられないんで。多分みんなそういうイメージが今日でついたと思うんで、忘れるというよりかは、この悔しさの気持ちは忘れずに。チャンスがもらえるように仕事していきたい」と挽回を誓っていた。
![股関節のケガから復帰のシナーが全豪覇者としてのグランドスラム初勝利「僕の目標は日々向上すること」 [フレンチ・オープン／テニス]](/img/article/20240529/6656a031932df.jpg)
