名将モウリーニョ、トルコで現場復帰へ フェネルバフチェ監督就任“口頭合意”と英報道

AI要約

ポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ氏がイタリア1部ASローマの監督解任後、トルコ1部フェネルバフチェの新監督に就任することが報じられている。

マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー時代の選手と再会することになるモウリーニョ氏は、フェネルバフチェと2年契約を交わす見通しであり、31日に正式発表される予定。

モウリーニョ氏の指揮下でタイトルを獲得する可能性が高いトルコの名門クラブでの活躍に期待が高まる。

名将モウリーニョ、トルコで現場復帰へ フェネルバフチェ監督就任“口頭合意”と英報道

 ポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ氏の新天地は、トルコ1部フェネルバフチェになるようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。

 サッカー史で最もタイトルを獲得した監督の1人であるモウリーニョ氏は、今年1月に成績不振のためイタリア1部ASローマの監督を解任された。早期の現場復帰を示唆していたモウリーニョ氏だが、フェネルバフチェと2年契約を結ぶことになったようだ。

 記事では「ポルトガル人監督は、かつてマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーにいた選手たちと再び仕事をすることになる」と伝えている。また、「フェネルバフチェは今シーズン、リーグ戦38試合で1敗しか喫しなかった(31勝6分1敗)ものの、33勝3分2敗のガラタサライに勝ち点差3で優勝をさらわれて、ファンは怒りの反応を見せた。だが、彼らはここで笑顔になることができるようになった。モウリーニョ氏がイスマイル・カルタル監督に代わり、新たな指揮官になる」と伝え、31日にも正式発表となる見通しを伝えている。

 すでにモウリーニョ氏とフェネルバフチェは口頭で合意に達しており、サインを交わすのみだという。元マンU指揮官でもあるモウリーニョ氏は、ユナイテッドに所属していたブラジル代表MFフレッジと再会することになる。また、元チェルシーのベルギー代表FWミチ・バチュアイもフェネルバフチェに所属しているが、契約は来月までになっている。それでもクラブが1年の契約延長を行使するオプションを持っており、今季23得点を挙げたストライカーを引き留めるのは確実のようだ。

 これまで8度のリーグ優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇など、さまざまなタイトルを獲得してきたモウリーニョ氏。トルコの名門でもタイトルをもたらすことができるだろうか。