元カープ選手の木村昇吾さんがクリケットバット寄贈 マツスタでカープとオリックス両球団へ

AI要約

広島東洋カープの元選手で現在、クリケット日本代表の木村昇吾さんが、マツダスタジアムを訪れてクリケットバットをカープとオリックス両チームに寄贈した。

クリケットバットは野球のバットより重く、内から出さないと打てない特性があり、現役時代の元チームメイトやMLB選手にも使われ注目を集めている。

木村さんはNPB球団にも寄贈する意向で、野球界に貢献し、クリケットの普及にも努めている。

元カープ選手の木村昇吾さんがクリケットバット寄贈 マツスタでカープとオリックス両球団へ

 広島東洋カープの元選手で現在、クリケット日本代表の木村昇吾さん(44)が30日、広島市南区のマツダスタジアムを訪れ、クリケットバットをカープと対戦相手のオリックスの両チームに寄贈した。

 テレビ解説のため来場した木村さんは、現役時代、一緒にプレーした松山竜平外野手(38)に手渡した。クリケットバットは野球のバットより重い約1・3キロ。米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(29)が練習で使用したことで注目を集めた。

 木村さんは「重さがあるので内から出さないと打てない。面で捉える形をつくるには最適」と練習で使う効果を強調。松山は素振りをしながら「ちょっと取り入れてみようかな」と語った。

 希望するNPB球団には寄贈する意向といい、この日の対戦相手であるオリックスにも渡した。木村さんは「少しでも野球界のためになればいいし、クリケットの普及の一役を担えたら」と話していた。