【ボートレース 住之江G1太閤賞連載(3)】小池修平 たくましくなったで

AI要約

小池修平は、兄弟そろってたくましくなり、好調な成績を収めている。

修平はG1での活躍や成長を続け、エンジン出しや選抜戦での戦いが光っている。

地元のG1戦に向けて意気込んでおり、若武者としての勢いが止まらない。

【ボートレース 住之江G1太閤賞連載(3)】小池修平 たくましくなったで

 兄・小池哲也もそうだが、兄弟ともども本当にたくましくなった。特に弟の小池修平(28=大阪)は一般戦だけではなく、記念戦線でも好戦が光る。それを証明するかのように前期は自己最高の7・52をマークした。

 「今年はG1で2回も優出(2月尼崎地区ダービー<3>、3月江戸川周年<2>)できたし、そう考えるとうまいことできているんだと思います」

 好調モードは継続中だ。前回当地のラピートCでも初日連勝を決めると、2日目以降も安定したレース運びで予選を突破。準優は惜しくも失敗(5着)したが、最終日の選抜戦はきっちり持って帰った。

 「エンジン出しがうまいことできるようになってきましたね。スタートを気をつけている分、捲りは減ったけど、道中の追い上げが利くような仕上がりになってくれるんで」

 もちろん成長の過程には周りの環境や地元先輩からのアドバイスも大きい。

 「作業内容一つみても、甘えられない状況を作ってくれている先輩方がすごいと思います。この環境が9割以上、自分を育ててくれた糧になっていますね」

 さあ、今回は地元のG1戦。前回3月の太閤賞は途中帰郷(家事都合)。その分まで暴れてもらおうか。

 「地元のG1なので楽しみ。実力はまだないと思うけど、まずは優出を目指したい。この戦いで次のSG(7月大村オーシャンカップ)につなげられたらいいなって思います」

 若武者の勢いは当分止まりそうにない。