【バスケ】広島中村拓人「良さんとタッチしたおかげ」 負傷した寺嶋良の思い乗せ奮闘
AI要約
広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスを破り初優勝を果たした
中村拓人が決勝で存在感を発揮し、ファイナル賞を受賞した
負傷離脱した寺嶋良に代わり先発として活躍した中村拓人の姿が印象的だった
＜バスケットボール男子Bリーグ1部（B1）プレーオフ：広島65－50琉球＞◇チャンピオンシップ決勝（2戦先勝方式）◇第3戦◇28日◇横浜アリーナ
広島ドラゴンフライズ（ワイルドカード）が琉球ゴールデンキングス（西地区2位）を破って通算2勝1敗とし、初優勝を飾った。司令塔を務める中村拓人（26）がこの日も12得点と存在感を発揮。決勝3試合で最も活躍した選手に贈られるファイナル賞を受賞した。
負傷離脱した寺嶋良に代わり、3月から先発として奮闘。仲の良い寺嶋からはメールで何度も「頼んだぞ」と託されてきた。だからこそ「良さんのために、という思いでやってきた」と明かす。
この日はベンチ脇で松葉杖姿の寺嶋が観戦。タイムアウトのたびに中村は、寺嶋とグータッチを交わした。「ずっと一緒に戦っている気持ちだった。良さんとタッチしたおかげで、シュートが入ったかもしれない」と実感を込めた。
