町田の快進撃はどこまで続く!? ここまではJ1最多得点、2位の最小失点と圧巻の成績で首位を走る

AI要約

J1初昇格のFC町田ゼルビアが驚異的な成績を収めている。昨シーズンのJ2優勝からJ1でも首位を走り、攻守においてトップクラスの成績を残している。

特に球際の激しさや堅守速攻が特徴で、クリーンシート数や得点数など多くの部門でJ1トップの成績を記録している。

選手個人でも調子のいい選手が多く、リーグ戦の前半戦においても勢いが衰えることはなさそうで、今後の成績が注目される。

町田の快進撃はどこまで続く!? ここまではJ1最多得点、2位の最小失点と圧巻の成績で首位を走る

J1初昇格のFC町田ゼルビアのここまでの快進撃を予想できた者は少ないだろう。2023シーズンに青森山田高校の監督から町田の監督に黒田氏が就任して以降、着実なステップアップを果たしてきた町田。

昨シーズンは42試合で26勝9分7敗で2位に勝ち点差12をつけてJ2優勝を果たした町田。その勢いはJ1でも止まることを知らない。ここまで16試合を終えて11勝2分3敗で首位を走っているのだ。得点数「27」は2位の鹿島アントラーズと並びJ1トップの数字を誇り、さらに失点数「12」は3位のヴィッセル神戸と並んでG大阪(失点数11)に次いでいい成績となっている。

町田の特徴である球際の激しさや堅守速攻はここまでうまく機能しており、クリーンシート数(G大阪と並ぶ)、1試合平均得点数(鹿島、広島と並ぶ)はJ1トップだ。さらに1試合の平均走行距離は3位につけており、ダークホースとしてJ1に旋風を巻き起こしている。

16節の浦和レッズ戦は内容面では厳しい展開だったが、後半ATにPKを獲得し2-1で勝利。勝負強さを見せつける試合でもあった。直近6試合は5勝1分と素晴らしい成績を残しており、まだ16試合とはいえ、ここまでの成績は申し分ない。

パリ五輪世代の平河と藤尾だけではなく、GK谷が日本代表に召集されたり、オ・セフンが韓国代表に初招集されるなど、個人としても調子のいい選手も多い。

まだリーグ戦は前半戦だが、J1初昇格の町田の勢いはどこまで続くのか、楽しみだ。