筑波大“半年越しのリベンジ”に喜び爆発!決勝弾のDF池谷銀姿郎、2回戦の町田戦は「勝ちに行くサッカーを」

AI要約

筑波大が明治大を1-0で下し、喜びを爆発させる試合となった。

筑波大は前半から主導権を握り、後半30分に決勝点を挙げる。

次の2回戦ではJ1首位のFC町田ゼルビアとの対戦が決まり、イレブンはチャレンジングな戦いにワクワクしている。

筑波大“半年越しのリベンジ”に喜び爆発!決勝弾のDF池谷銀姿郎、2回戦の町田戦は「勝ちに行くサッカーを」

[5.26 天皇杯1回戦 筑波大1-0明治大 Ksスタ]

 試合終了の瞬間、勝った筑波大の選手たちはまるで優勝したかのように喜びを爆発させていた。「試合直前のミーティングでは、昨シーズンの最終戦のインカレ準決勝で明治大学さんに負けた試合の映像をみていた。半年越しのリベンジを果たせた思いが出たんだと思います」。そう言ってイレブンの思いを代弁した小井土正亮監督自身の喜びもひとしおのようだった。

 なかなかスコアが動かない試合になったが、前半から主導権を握っていたのは筑波大だった。試合が行われたケーズデンキスタジアム水戸は、県予選でも使われた会場だったことで、強い風など想定した戦い方もしっかりと対策済みだった。

 そして後半30分に生まれた決勝点。左CKを獲得した筑波大は、MF高山優(4年=筑紫丘高)が蹴ったゴール前に精度の高いボールを入れると、DF池谷銀姿郎(2年=横浜FCユース)がヘディングで合わせて先制に成功。守っても大学リーグで5戦25得点と爆発的な攻撃力をみせる明治大を無得点に封じてみせた。

「(得点シーンは)前日の練習で取り組んでいた。作戦通り。昨年のインカレで明治に負けていた借りも返せたので、チームにいい流れをもたらせたと思います。今年はオープンプレーでもセットプレーでも取れているのは自信があるし、とにかく目に見える結果が出せて嬉しいです」(池谷)

 この勝利により、2回戦で現在J1で首位を走るFC町田ゼルビアと対戦することが決まった。当然、イレブンの鼻息は荒い。池谷も「ワクワクしている。誰がどうみてもチャレンジャー。Jリーグでトップを走るチームだけど、守りに行くんじゃなくて、勝ちに行く気持ちを持つことで面白いサッカー、勝ちに行くサッカーができるのかなと思います」と気を引き締めた。