日比野菜緒 全仏オープンは初戦敗退「スコアほど内容は離れていなかった」<女子テニス>

AI要約

全仏オープンでの日比野菜緒の初戦敗退。3年ぶりの初戦突破はならず。

日比野の調子の低さや試合の流れを振り返る。

日比野と対戦したB・ペラは次の試合で世界ランク88位のV・グラシェバと対戦。

日比野菜緒 全仏オープンは初戦敗退「スコアほど内容は離れていなかった」<女子テニス>

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク96位の日比野菜緒は同80位のB・ペラ(アメリカ)に2-6, 0-6のストレートで敗れ、2021年以来3年ぶり3度目の初戦突破とはならなかった。

日比野は今季、開幕戦となる1月のワークデイ キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、WTA125)で8強入り。しかし、その後は苦戦を強いられており、マッチ5連敗で全仏オープンに臨むこととなった。

この試合、日比野は3本のダブルフォルトを犯すなどファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が45パーセントと低い数字に。計5度のブレークを許すと、リターンゲームでは1度もブレークを奪うことができずに、わずか59分で力尽きた。

試合後の記者会見で日比野は「今日まですごく良い調整ができていて、自分にも期待していたなかで、テニスは自分が100パーセントを出しても相手が120パーセント出したら勝てないスポーツなので、今日はそんな試合だったかなと思います。スコアほど内容は離れていなかったですけど、大事なところで彼女がしっかり取り切っていったことでこのスコアになってしまったかなと思います」

勝利したペラは2回戦で世界ランク88位のV・グラシェバ(フランス)と対戦する。グラシェバは1回戦で第6シードのM・サッカリ(ギリシャ)を逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)や第3シードのC・ガウフ(アメリカ)、第5シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)、第8シードのO・ジャバー(チュニジア)らが初戦突破を決めた。