【熊本競輪】新エース・嘉永泰斗が熊本競輪場で走る日を思う「その日に備えて準備しておきます」

AI要約

熊本競輪場が7月20日にプレオープンを迎えることになり、新エース・嘉永泰斗(26=熊本)が感謝と興奮を口にする。

嘉永選手は熊本地震の影響で本場を走ったことがないが、今回のレースに向けて意気込む。

新バンクの特徴や難しさについて語り、ファンに向けて今後の活躍を約束する。

【熊本競輪】新エース・嘉永泰斗が熊本競輪場で走る日を思う「その日に備えて準備しておきます」

 熊本競輪場は2016年4月の大地震から、ついに7月20日開幕のシリーズでのプレオープンへ。8年超の時をへて、ようやく熊本競輪場で号砲が鳴る。新エース・嘉永泰斗(26=熊本)の心とは…。

――再開の知らせを聞きどんな思いだったか

 嘉永 〝やっとか~〟って感じでした。早く走りたいし今から楽しみです。

――嘉永選手は熊本地震のあとに選手になったため本場を走っていない

 嘉永 そうなんです。だから僕らの世代って競輪用語にある〝地元は3割増し〟って感覚が分からないんです。久留米の熊本代替でさえ気合が入っていたのだから、本当の地元戦となったらもっとすごいことになるでしょうね。

――新バンクの特徴は

 嘉永 もうクセしかなくって(笑い)。直線が長くコーナーが短いタテ長バンクで、その割にはカントがあるのでコーナーの入り口で壁にぶつかる感じ。耐えられないとすぐ外に浮くし、前橋に近い感じがしました。

――慣れるまで時間がかかりそう

 嘉永 3角まで我慢して2センターを過ぎると外を伸びる感じはあるけど、仕掛けどころは限られると思う。まだ手探り状態です。

――熊本のファンは〝新エース・嘉永泰斗〟を待っている

 嘉永 うれしいですね。きっとどこかのタイミングで開催に呼んでもらえると思うので、その日に備えて準備しておきます。とにかく、頑張ります!