J2仙台が今季ワーストの4失点…5戦ぶり黒星で5位に後退

AI要約

ベガルタ仙台はホームで岡山に1―4で敗れ、今季最多4失点で5位に後退。

仙台は得点機を逃し、決定力の差を痛感。後半に3失点を喫し、悔しい敗戦となった。

森山監督はチームを再構築し、次節の東北ダービーに向けて選手たちの気持ちを切り替えたいとコメント。

J2仙台が今季ワーストの4失点…5戦ぶり黒星で5位に後退

◆明治安田J2リーグ▽第17節 岡山4―1仙台(26日・ユアスタ)

 ベガルタ仙台はホームで岡山に1―4で敗れた。前半10分にFW中島元彦(25)がPKで先制。1―1で迎えた後半に3失点を喫し、今季最多4失点で5位に後退した。

 ベガルタが、手痛い1敗を喫した。試合前は勝ち点2差の6位だった岡山の圧力に負けて4失点。後半はシュートを3本しか打たせなかったが全部決められ、決定力の違いを見せつけられた。5試合ぶりの黒星となった仙台・森山佳郎監督(56)は「向こうは得点機でしっかり決めて、こちらはなかなか決められず、差が付いてしまった」と振り返った。

 気の緩みがあった失点だった。1―1で迎えた後半1分、自陣右からサイドチェンジで振られ左からクロスを上げられた。ファーに流れたボールにマークが付ききれず、フリーでシュートを浴びネットを揺らされた。「前半の入りは良かったけど、後半はふわんとした間にやられた」と指揮官。その後、追いつこうともがいたが、岡山FWルカオ(28)を止められずに突き放された。

 次節(6月2日)はアウェーで7位・いわきFCと対戦する。「屈辱的、悔しい反面このままじゃダメだぞというところを強烈に突きつけてもらった」と森山監督。「もう1回チームをつくり直して、次のゲームに向かいたい」と選手たちの気持ちを切り替えさせ、上位対戦の東北ダービーで白星を挙げる。(山崎 賢人)