【ソフトバンク】8連勝ロッテに3タテ食らう 小久保監督「長いシーズンこんなこともある」

AI要約

ソフトバンクはロッテに1-7で敗れ、同一カード3連敗を喫した。

山川がチームの25イニングぶりの得点を叩き出すも、打線は振るわず。

小久保監督は逆境を前向きに捉え、交流戦開幕に向け準備する考え。

【ソフトバンク】8連勝ロッテに3タテ食らう 小久保監督「長いシーズンこんなこともある」

 首位ソフトバンクは26日のロッテ戦(ZOZOマリン)に1―7で敗れ、今季初の同一カード3連敗を喫した。初戦の5安打1得点、2戦目の4安打無得点に続き、この日も打線が振るわなかった。

 8回に4番・山川が右中間を破る適時打を放って、初戦の初回以来となるチーム25イニングぶりの得点を叩き出して意地を見せた。7回無死満塁の好機は無得点に終わったが、拙攻というよりも見事な火消しを演じた相手6番手・鈴木の気迫に押された形。大型連勝中のロッテと、開幕から好調だった打線が小休止して元気のない鷹の勢いの差が出たゲームだった。

 試合後、小久保監督は「長いシーズンこんなこともある。ある意味、これで交流戦に入るので逆にいい。セ・リーグ(主催)スタートやし、ピッチャーが(打席に)入る。勝手に雰囲気が変わるから」と前を向いた。開幕ダッシュを決めて、貯金16、2位とは4・5ゲーム差。それだけに下を向く必要はない。まずは一区切りをつけ、28日の交流戦開幕ゲームの巨人戦(東京ドーム)で両リーグ最速の30勝目を目指す。