【新日本・BOSJ】高橋ヒロム2敗死守「勝ち点18は完全に首位でしょう」…実際は勝ち点10

AI要約

新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」26日代々木大会で、高橋ヒロムがロビー・イーグルスから逆転勝利を収め、首位タイに浮上した。

ヒロムはロビーの左足攻めに苦しみつつも、執念で試合を逆転。長い攻防の末、名も無きヒロムロールで勝利を奪った。

リング上でも痛みを強いられながらも、ヒロムは勝ち点を追い求める姿勢を見せ、ノーダメージの勝利に満足している様子だ。

【新日本・BOSJ】高橋ヒロム2敗死守「勝ち点18は完全に首位でしょう」…実際は勝ち点10

 新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」26日代々木大会のBブロック公式戦で、高橋ヒロム(34)がロビー・イーグルス(34)から5勝目(うち不戦勝1)をあげた。

 ロビーの執ような左足攻めに大苦戦を強いられた。ビクトリーロイヤルで反撃に転じたかと思いきや、次の瞬間にはロン・ミラースペシャルに捕獲されてしまう。ターボバックパックをD(変型三角絞め)で切り返しても、コーナーへの投げ捨てパワーボムで脱出を許した。

 20分過ぎ、TIME BOMB2を阻止されターボバックパックを決められたヒロムは、またしてもロン・ミラー・スペシャルに捕らえられる。長時間に渡ってギブアップを迫られたが、執念でロープエスケープに成功。ハイペリオン(変型レッグラリアート)を回避すると、名も無きヒロムロールで丸め込み、起死回生の3カウントを奪ってみせた。

 薄氷の逆転勝利で勝ち点10に伸ばしたヒロムは、ロビー、SHO、石森太二と並ぶBブロック首位タイに浮上した。バックステージでは左足のダメージから立つこともままらなかったものの「危ねえ…。ヒロムちゃんらしい勝ち方でしょう。こう見えてさ、狙い通りだよ。ノーダメージの勝利ですわ」とやせ我慢。

「こんな状態になっても勝ち点は2しかもらえないんだから、参ったな。必死こいてその2点を取りにいかないと。Bブロックこれ、ヒロムちゃん首位なんじゃない? 勝ち点18(実際は10)は完全に首位でしょ。それにしてもノーダメージだった。俺のインタビューはここまでだ。…菅野先生ー! ちょっとテーピングお願いしますー!」と強がるだけ強がった末に、トレーナールームへ向かって行った。