琴桜 棒立ちで痛恨逆転負け 自力V消滅 九重審判長「力負けではない」

AI要約

琴桜は痛恨の黒星で4敗に後退し、自力優勝の可能性が消えた。

阿炎に逆転負けを喫し、責任感の強い大関としての重圧に苦しんだ。

九重審判長は力負けではなくメンタルの問題と指摘し、琴桜の悔しさを伝えた。

琴桜 棒立ちで痛恨逆転負け 自力V消滅 九重審判長「力負けではない」

 ◇大相撲夏場所14日目(2024年5月25日 東京・両国国技館 )

 琴桜が痛恨の黒星で4敗に後退した。

 阿炎の突っ張りを下からあてがって攻めたものの、やや腰が高く土俵際で逆転負け。

 自力優勝の可能性が消え、悔しさのあまり支度部屋では取材に応じられなかった。

 責任感の強い大関にとって、番付の重みを示すためにも落とせない場面。土俵下の九重審判長(元大関・千代大海)は「重圧で棒立ちになってしまった。力負けではないのでメンタルの問題」と思いやった。