“キャッチャーとしては勝つことが大事” 巨人・岸田行倫 冷静に語るも「きょうは最高の結果に」と口元緩める 戸郷翔征の“ノーノー”アシスト

AI要約

巨人投手戸郷翔が岸田行倫とのバッテリーで88年ぶりの甲子園ノーヒットノーランを達成

岸田は戸郷のフォークボールを活かし、冷静なプレーで勝利に貢献

監督や元投手も岸田の実績を讃え、将来に期待

“キャッチャーとしては勝つことが大事” 巨人・岸田行倫 冷静に語るも「きょうは最高の結果に」と口元緩める 戸郷翔征の“ノーノー”アシスト

◇プロ野球セ・リーグ 巨人1-0阪神(24日、甲子園球場)

今季初めて戸郷翔征投手とバッテリーを組んだ巨人の岸田行倫選手。沢村栄治さん以来88年ぶり、阪神相手に甲子園でノーヒットノーランという偉業を達成した戸郷投手を好アシストしました。

戸郷投手は試合後の取材で、「僕の一番の持ち味はフォークボール。最後にそれで決めたかった。岸田さんがそれを選択してくれた」と笑顔で感謝の意を口にしました。

社会人・大阪ガス時代にも猿渡眞之投手(当時)と鷺宮製作所相手にノーヒットノーランをやってのけている岸田選手。試合後には「勝つことがキャッチャーとしては大事なんで、それがそのヒット何本打たれようが、最後勝ちきればいいと思ってる」と冷静に語りながらも、「それがきょうはヒット1本も打たれない最高の結果になりましたけど(笑)」と口元を緩ませながら続けました。

2012年に杉内俊哉投手(現投手コーチ)とノーヒットノーランを達成している阿部慎之助監督も岸田選手について、「やっぱ、ドキドキしたと思うし・・・キャッチャーとして、大きな自信にして欲しいなと思いますね」と言葉をおくりました。

社会人野球・大阪ガスでは15年、16年の2年連続の4強に貢献。16年の準々決勝・鷺宮製作所戦では投手を好リードしノーヒットノーランに貢献した。