辛勝の阪神・岡田監督 九回併殺で逃げ切り「松山やったから同点まではOKと」「やられるパターンやけどな」

AI要約

阪神が接戦を制し、広島との首位攻防戦を勝ち越す。ゲーム差を2・5広げる。

岡田監督が拙攻をため息も、松山のワンプレーで最後の場面を制する。

ミエセスの四球が2点目につながり、勝負の采配が評価される。

辛勝の阪神・岡田監督 九回併殺で逃げ切り「松山やったから同点まではOKと」「やられるパターンやけどな」

 「広島1-2阪神」(23日、マツダスタジアム)

 接戦を制した阪神は広島との首位攻防戦を勝ち越し。ゲーム差を2・5と広げた。

 九回はゲラが1死一、三塁の大ピンチを招いたが、代打・松山が二ゴロ併殺打。ワンプレーで決着し、2夜連続で阪神が2-1で制した。

 試合後、岡田監督は「やられるパターンやけどな。あれだけチャンスつぶしたら」と11残塁の拙攻にため息。それでも、何とか1点差を逃げ切った最後の場面について「松山やったから。ゲッツー態勢でもう、外野フライで同点はしゃーない。同点まではOKと思ってた」とうなずいた。

 再三好機をつぶして迎えた七回は代打の代打、ミエセスが四球を選び、2点目につなげた。「先頭のミエセスがフォアボール選んだから大きかった。1点でも取りにいかんと。1-0で逃げ切りなんて無理よ」と、勝負の采配を振り返った。