【安田記念】1週前追い ソウルラッシュは一杯に追われ3馬身先着 池江師「しまいまで弾けるような動きをしていましたね」

AI要約

栗東マイラーズCで重賞3勝目をマークしたソウルラッシュは、しっかりと負荷をかけた迫力満点の調教を披露。池江調教師も笑みを見せている。

フェブラリーS2着ガイアフォースは、単走で一杯に追われて好気配を振りまいた。鞍上も上積みを期待して力強くコメント。

大阪杯4着ステラヴェローチェは、最速タイムをマークして軽快な走りを見せた。調教師は十分な負荷がかかったと認める。

【安田記念】1週前追い ソウルラッシュは一杯に追われ3馬身先着 池江師「しまいまで弾けるような動きをしていましたね」

《栗東》マイラーズCで重賞3勝目をマークしたソウルラッシュ(池江、牡6)は、CWコースで6ハロン81秒5─10秒9をマーク。一杯に追われてスペクトログラム(2勝)に3馬身先着した。迫力満点の動きに池江調教師は「1週前なので、しっかりと負荷をかけました。集中して、しまいまで弾けるような動きをしていましたね」と笑みをこぼした。

フェブラリーS2着ガイアフォース(杉山晴、牡5)は、長岡騎手を背に坂路で4ハロン52秒4─11秒8。単走で一杯に追われ、好気配を振りまいた。鞍上は「状態は上がってきてくれています。ただ、前走が本当に良かったですからね。もうひとつ良くなってほしい。しっかり追い切ったことで上がってくれれば」と力を込める。

大阪杯4着ステラヴェローチェ(須貝、牡6)は、CWコースで6ハロン77秒2(─12秒0)と一番時計をマーク。横山典騎手を背に、軽快な走りを披露した。須貝調教師は「1週前としては十分、負荷がかかったでしょう。この時計ですからね。来週は、そんなにやらなくてもいいと思います」とうなずく。

中山記念2着ドーブネ(武幸、牡5)は、同77秒9─12秒0。馬なりで、力強い脚さばきをみせた。武幸調教師は「ジョッキー(菱田騎手)には『来週、競馬なので負荷をかけてほしい』と伝えました。いい調教ができたと思います」と納得の表情を浮かべる。

マイラーズC4着エアロロノア(笹田、騸7)は、坂路で一杯に追われて4ハロン51秒3─12秒3。カッコヨカ(2勝)に2馬身先着を果たした。笹田調教師は「1週前なのである程度、負荷をかける指示でした。1回使って上積みがあります。状態が上がってきているような動きでした」と胸を張る。

大阪杯9着カテドラル(池添、牡8)は、斎藤騎手を背に4ハロン53秒3─12秒3で登坂。鞍上は「1週前でまだ余裕がある感じです。週末、来週で仕上がると思います。以前に比べ、力みが取れていました。具合はいいですね」と好感触だ。