阪神・村上どうした?また5失点KOで自身初3戦連続黒星 「反省点」対広島3試合連続で初回失点 東洋大先輩・末包に被弾

AI要約

村上頌樹投手が広島戦で自己ワーストの成績を残し、不安定なピッチングを見せた。

初回から先制点を許し、自身初の3戦連続黒星を喫した村上は修正を誓う。

球が高くなり打たれる場面が目立ち、次回登板での改善を誓っている。

阪神・村上どうした?また5失点KOで自身初3戦連続黒星 「反省点」対広島3試合連続で初回失点 東洋大先輩・末包に被弾

 「広島6-2阪神」(21日、マツダスタジアム)

 首位攻防戦で期待に応えることができず、背信投球を演じた。阪神・村上頌樹投手が自己ワースト9安打、自己ワーストタイ5失点で五回80球KO。警戒していた東洋大の2学年先輩、末包にも痛恨3ランを被弾して、「打たれた球も甘かったんで、低めにしっかり投げきれば良かった」と唇をかんだ。

 今季4度目の広島戦。ここまで対戦防御率0・39と封じ込めていたはずの鯉打線にのみ込まれた。初回先頭の秋山にまたまたまたリズムを崩された。初球で左中間を破られて無死二塁とされ、暴投でピンチ拡大。野間の右前打であっさり先制点を献上した。

 秋山との初回対戦は、4月30日に初球ソロ被弾、5月7日に右二塁打。対広島3試合連続で初回失点につなげられ、「毎回取られてるんで。自分の反省点ですし。そこがいけない」と不安定な立ち上がりを猛省した。

 「ストレートも変化球も高くなったところを打たれてしまいました」。この言葉を象徴するのが、三回1死一、三塁で末包を迎えた場面だ。カウント1-1から落ちきらないフォークをバックスクリーンにたたき込まれると、三本間ファウルゾーンで悔しそうにグラウンドを蹴った。

 週の頭を任される責任は重い。前回14日・中日戦の8安打を超えての被安打自己ワースト更新で、ゲームメークができずに自身初の3戦連続黒星。「次回登板でしっかりとした形を出せるように」と前を向いた村上の修正力を、虎党は信じている。