【巨人】杉内投手チーフコーチ、8回途中1失点降板の山崎伊織に「状態が悪い中であそこまで投げられたので立派」

AI要約

中日と巨人の試合が1−1の引き分けに終わった。延長12回まで続いた激しい戦いで、両チームとも得点を奪えず、総力戦となった。

巨人の山崎伊織投手はデビューから中日戦で無傷の連勝を続けており、8回途中まで5安打1失点と好投。7回に許したソロ本塁打のみで、吉川尚輝内野手の犠飛で巨人が同点となる1−1の試合展開だった。

山崎伊の投球状態に関して、コーチは「状態が悪い中でも良く投げられた。その後の中継ぎ陣も安定し、無失点で中日打線を抑えた。」と評価している。

【巨人】杉内投手チーフコーチ、8回途中1失点降板の山崎伊織に「状態が悪い中であそこまで投げられたので立派」

◆JERA セ・リーグ 巨人1―1中日=延長12回引き分け=(21日・東京ドーム)

 デビューから中日戦で無傷の5連勝と好相性の巨人・山崎伊織投手が先発し、8回途中まで投げ、7回に許したソロ本塁打のみで5安打1失点と好投。7回に吉川尚輝内野手の犠飛で巨人が同点に追いつき1-1のまま延長戦へ。両チーム7投手ずつを投入する総力戦となり、両チーム得点を奪えず、延長12回を終えて1―1で引き分けた。

 粘投した山崎伊の投球について、杉内俊哉投手チーフコーチは「キャッチボールの時からあまり状態が良くなかった。でも1年間やれば先発投手は調子が悪いときの方が数は多いから。その中でよく尻上がりに良くなってくれましたし、状態が悪い中であそこまで投げられたので立派ですね」と評価。

 山崎伊の後を受けた6人投手陣は四球は出したものの安打は許さず、中日打線を抑えた。

 安定した中継ぎ陣についても杉内コーチは「きょうは四球が多かったんだけれども、その後が大事だったのでね。みんなよく抑えてくれました」と、無安打無失点の6投手をたたえた。