ナダル 全仏オープンセンターコート“フィリップシャトリエ”で練習開始、大歓声で入場<男子テニス>

AI要約

全仏オープンに出場するナダルがセンターコートで練習し、ファンが集まる。

前週のイタリア国際での敗戦後、引退を示唆しつつ最後の全仏オープンに臨む。

ナダルは14度の優勝と112勝3敗の記録を持ち、微小な可能性でも挑戦する意志を示す。

ナダル 全仏オープンセンターコート“フィリップシャトリエ”で練習開始、大歓声で入場<男子テニス>

26日に開幕するテニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場する元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)が20日にセンターコートのフィリップシャトリエで練習を行った。会場は屋根が閉じられたなかで行われ、多くのファンが詰めかけた。

前週まで行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では2回戦でH・フルカチュ(ポーランド)に屈したナダル。引退を示唆するなかで迎える全仏オープンは現役として最後の赤土での姿になるかもしれない。

37歳のナダルは20日、センターコートのフィリップシャトリエで練習。会場には多くのファンが押しかけ、ナダルの調整を見守った。

全仏オープンでは史上最多となる14勝をあげ、マッチでは112勝3敗を記録。過去の敗戦は2009年の4回戦でのR・ソダーリン(スウェーデン)戦と、2015年と2021年のN・ジョコビッチ(セルビア)戦となっている。

BNLイタリア国際での敗戦後、ナダルは会見で全仏オープンの出場について「もし、100パーセントでは試合に勝てないとしても、それは受け入れるよ。でも、チャンスがないとわかっていながらコートに立つのは嫌なんだ。0.01%の可能性があるのなら、それを探って挑戦してみたい」と語っている。