坂詰姫野、全仏オープン予選1回戦で敗退 フルセット熱戦も反撃叶わず<女子テニス>

AI要約

女子テニスの全仏オープン予選1回戦で坂詰姫野が敗れる。

坂詰の試合展開とボスコヴィッチとの対戦結果。

日本人選手7名が出場し、望月と齋藤が予選2回戦へ進出。

坂詰姫野、全仏オープン予選1回戦で敗退 フルセット熱戦も反撃叶わず<女子テニス>

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は20日、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク265位の坂詰姫野は同210位のL・ボスコヴィッチ(クロアチア)に6-4, 2-6, 3-6のフルセットで敗れ、初の予選2回戦進出とはならなかった。

予選は20日から24日の5日間で行われ、3試合に勝利すると26日に開幕する本戦に出場することができる。

坂詰が出場するのは2年連続2度目で、初出場となった昨年大会では予選1回戦でストレート負けを喫している。

この日の第1セット、互いにブレークポイントを与えずサービスキープを続けるも坂詰は終盤となる第9ゲームでブレークを許し先行される。

それでも続く第2セット、反撃に出る坂詰は18本のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったボスコヴィッチに対し序盤で2度のブレークに成功しゲームカウント4-0とリード。第5ゲームで1度ブレークを返されるも第8ゲームで3度目のブレークを奪い、1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、第1ゲームでブレークを許した坂詰だが直後の第2ゲームでブレークバックに成功。しかし、第3・第5ゲームとブレークを許しゲームカウント1-4とされる。ここで雨天により一時中断となるも再開後も追いつくことはできず、2時間25分で力尽きた。

勝利したボスコヴィッチは予選2回戦で予選第21シードのJ・フェット(クロアチア)と対戦する。フェットは予選1回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク218位のS・ジャニシジェヴィッチ(フランス)を2-6, 6-0, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。

なお、今大会の予選には坂詰のほかに女子では内島萌夏、本玉真唯、齋藤咲良、男子では望月慎太郎、島袋将、内山靖崇の計7名の日本人が出場。望月と齋藤は予選2回戦進出を決めたが島袋は敗れている。