琴桜2敗守り優勝争いトップに並ぶ「いい相撲ではないけど体が反応」土俵際で阿武咲を突き落とし
大関琴桜が土俵際の突き落としで2敗を守り、優勝争いのトップに並んだ。
琴桜は阿武咲との一戦で巧妙な技を見せ、初の勝ち越しに王手をかけた。
体が反応してくれた琴桜は、次の相撲に繋がる勝利に喜びを感じている。
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<大相撲夏場所>◇9日目◇20日◇東京・両国国技館
大関琴桜(26=佐渡ケ嶽)が土俵際の突き落としで2敗を守り、優勝争いのトップに並んだ。
立ち合いから阿武咲の右おっつけで、じりじりと後退した。「慌ててはいなかった」と懐の深さを生かしながら、左を相手の首に巻きつけ、右から小手に振るようにして逆転。「いい相撲ではないけど体が反応してくれた。いい日も悪い日もある。次につながってよかった」。今場所から改名した琴桜として、初の勝ち越しに王手をかけた。