大院大サブマリン河合兵庫が初勝利逃す 自己最長投球も「要らない点を与えた」 関西6大学野球

AI要約

関西6大学野球最終節2回戦での大院大と龍谷大の試合を振り返る。大院大のサブマリン投手が良い投球を見せるも敗戦投手となる。

サブマリン投手がフォームの調整を行い、セットポジションからの投球に徹することで失点を減らす。

アンダースローを導入した大学野球選手が、社会人野球のフォームを参考にしていることや秋の活躍に向けて意気込みを語る。

<関西6大学野球:大院大3-4龍谷大>◇20日◇最終節2回戦◇マイネットスタジアム皇子山

 大院大のサブマリン河合兵庫投手(4年=小松大谷)が、自己最長の6回を投げきった敗戦投手になったが、8安打4失点で試合をつくった。

 8失点を喫した前回5月3日、大経大との1回戦登板後、再調整を行った。

 前回までは元々走者がいる場合のみ、セットポジションから投球したが、今回、失点を減らせた要因の1つは、常にセットポジションからの投球に徹したことだ。

 敗戦投手になったこの日の登板を振り返り、「要らない点を相手に与えてしまった」と悔しさをにじませた。

 大学から本格的にアンダースローを始め、昨年春まで約3年間をかけてフォームを定着させた。ロッテで87勝を挙げた社会人野球の日本製鉄かずさマジック監督の渡辺俊介氏(47)のフォームを参考にしてきた。秋に向けて「Aクラスや優勝を狙えるように、チームで意識を高めて、個人でも春よりいいピッチングができるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。【塚本光】