「念願かないました」武豊がソダシに騎乗？ ダービーPRイベントで白毛の等身大馬ロボに騎乗
第91回日本ダービーPR発表会が行われ、佐々木蔵之介、見上愛、武豊騎手が参加。武豊騎手は7勝目を目指す意気込みを語る一方、見上愛は自身もダービーを経験したいとコメント。イベントでは等身大馬ロボットに乗るシーンもあり、会場を盛り上げた。
イベント冒頭では鏡開きが行われ、武豊騎手はダービーにかける思いを熱く語る。見上愛も今後のダービーに期待を寄せ、感慨深く話す場面があった。
最後には等身大馬ロボットに武豊騎手と佐々木蔵之介が乗り、会場を笑いの渦に巻き込んだ。イベントを通じて、ダービーへの期待が高まった。
「第91回日本ダービーPR発表会」が20日、東京の神田明神ホール文化会館で行われた。JRA年間プロモーションキャラクターの佐々木蔵之介（56）、見上愛（23）、そしてスペシャルゲストとして武豊騎手（55）が参加。JRAマスコットキャラクターのターフィーくんにいざなわれ、この日集まった一般客200人の前に出ると、拍手が起こった。
冒頭には3人が赤色に彩られた酒だるに木づちを入れる鏡開き。武豊騎手は「海外もですが、ダービーは花のばらがテーマなので、赤はいいですね」とコメントした。日本ダービーで史上最多の6勝を挙げ、12日にはJRA史上初の通算4500勝を達成したレジェンドは、今年成就したいことを聞かれると「38年目となりますが、ずっと挑戦させてもらっている。ダービー7勝目を成就させたい。父が騎手をしていたし、子どもの頃から大好きなレース」と何度も味わった高みに上ることを挙げた。
また見上愛も「昔のダービーを見て、その時に乗っていた武さん、レースを見ていた佐々木さんをすごくうらやましいと思いました。一昨年、昨年、今年とダービーを見て、私がおばあちゃんになった時に、後生の人に自慢できると思っています。その瞬間に立ち会えることがすごくうれしい。どうか無事に全馬無事でゴールできることを祈って、週末を楽しみにしています」と話した。
後半にはJRA監修の白毛の等身大馬ロボットに武豊騎手、佐々木蔵之介がそれぞれ騎乗。武豊騎手は「（全休日の）月曜日に馬に乗ることはあんまりないね。すごい良くできている。ソダシに乗りたかったので念願がかないました（笑い）」と場内の笑いを誘った。馬上から降りると、佐々木蔵之介に「どうですか」となんと騎乗依頼。照れ笑いしながらジョッキーの前傾姿勢を取った佐々木蔵之介は「時代劇で乗る馬とは鞍のあぶみも違う。こんな態勢で約60キロもでるんですか」と胸を押さえるシーンもあり、会場は笑いが絶えなかった。
