森保監督「鳥肌が立った」川島永嗣の好セーブ連発に興奮 伊藤敦樹には「(代表で)戦える力はある」

AI要約

サッカー日本代表の森保一監督が磐田―浦和戦を視察し、元日本代表の川島永嗣や浦和の伊藤敦樹についてコメントした。

川島永嗣の存在感や大畑歩夢のシュートを止めたプレーを称賛。伊藤敦樹はフル出場し、成長を見せていると述べた。

森保監督は伊藤敦樹に代表での戦力として期待を示し、彼のJリーグでの活躍を高く評価した。

森保監督「鳥肌が立った」川島永嗣の好セーブ連発に興奮 伊藤敦樹には「(代表で)戦える力はある」

◆明治安田J1リーグ▽第15節 磐田1―1浦和(19日・エコパ、西村雄一主審)

 サッカー日本代表の森保一監督が磐田―浦和戦を現地視察した。

 元日本代表の磐田GK川島永嗣が好セーブを連発。後半11分にはFWチアゴサンタナの決定機を阻み、1―1の後半アディショナルタイムにはU―23日本代表DF大畑歩夢のシュートを防いだ。

 森保監督は「いや~存在感が最後すごかったですね。大畑のシュートを止めたところ。今、本当に思い出しながら鳥肌が立ちました」と興奮気味に話した。22年カタールW杯でも共闘したベテラン守護神について「チームが勝つ、勝ち点をつかみ取る部分で、もちろんチーム全体の力が大切だけど、GKが勝たせてくれる、勝ち点をつかみ取らせてくれる部分、すごく大切な存在だと永嗣も示してくれた」と絶賛した。

 また、インサイドハーフでフル出場した浦和のMF伊藤敦樹についても言及。「チームのために自分がやるべき役割を全うすることをまずは考えてプレーしている。彼が持っている起点から背後に出る動きのところを自分の良さで出してプレーしている。(ヘグモ新)監督が来て、最初は戦術的にも自分の役割を把握することと自分の良さを発揮することがなかなかうまくいかない中でも、試行錯誤しながら自分のパフォーマンスを上げていけてると見させてもらった」と話した。

 伊藤は昨年6月にA代表デビューし、9月のトルコ戦で代用初ゴール。11月のW杯アジア2次予選のメンバーに選出されながら、ケガで不参加となったて以来、代表から遠ざかっている。

 森保監督はA代表の現状として「2列目めちゃくちゃいい選手はいっぱいいるんで…。でも、(伊藤が代表の)戦力としても戦える力はあると確認させてもらった」と、Jリーグで着実に存在感を示している伊藤を高く評価した。