フルマラソン男子は森川陽之が、女子は鈴木絵里が初優勝 第8回いわて奥州きらめきマラソン

AI要約

第8回いわて奥州きらめきマラソンは、森川陽之が男子部門で初優勝し、鈴木絵里が女子部門で初優勝した。

森川は熱暑の中、逆転勝利を収め、笑顔で「自然の豊かさを感じながら楽しく走れた」とコメントした。

鈴木は目標のタイムでの優勝を果たし、沿道の声援に感謝しつつ、男鹿駅伝に向けて練習を続ける意気込みを示した。

フルマラソン男子は森川陽之が、女子は鈴木絵里が初優勝 第8回いわて奥州きらめきマラソン

 第8回いわて奥州きらめきマラソン(スポニチ主催)は19日、岩手県奥州市の奥州市役所江刺総合支所を発着点に4836人がエントリーして行われた。フルマラソン男子は、森川陽之(25=コマネチGTR)が2時間27分19秒で、女子は鈴木絵里(40=能代山本陸協)が2時間44分34秒で、ともに初優勝を飾った。

 <男子フルマラソン>森川が最高気温34・7度の熱暑に打ち勝った。20キロ過ぎから先頭に立ったものの太腿を2度つり、逆転を許した。しかし「最後まで諦めなかった。給水も丁寧に摂った」と冷静な対応で巻き返した。6月のサロマ湖100キロウルトラマラソンに向けての調整を兼ねて出場。岩手県を訪れるのは初めてだといい「街中を走るレースとは違い、自然の豊かさを感じながら、楽しく走れた」と笑顔を見せていた。

 <女子フルマラソン>鈴木が前回2位の雪辱を果たし、うれしい初優勝。1キロ3分50秒ペースの設定を守り、序盤から独走した。「目標の(2時間)45分切りでの優勝に、満足です」と誇らしげ。表彰式では「沿道の声援や和太鼓の音色が力になった」と感謝していた。今後は6月の男鹿駅伝に向けて、地元の仲間とともに練習を積んでいく。