炎鵬 復帰２場所目は６勝１敗、大関当確の大の里について「番付は違うけど（対戦を）目標の一つとして励んでいきたい」
AI要約
脊髄損傷のため休場から復帰した大相撲力士・炎鵬。6勝1敗で秋場所を締めくくった復帰2場所目の試合での喜びや課題、さらなる成長への意欲を語った。
石川出身の炎鵬は、地元では大の里の大関昇進を喜んでおり、それを目標としながら励んでいることを語っていた。
今後は体の大きさや筋力を強化し、技の切れや攻めの早さを向上させて、上位でしっかりと戦える状態を目指す意向を示した。
◆大相撲秋場所１４日目（２１日、東京・両国国技館）
脊髄損傷のため７場所連続休場から復帰２場所目となる元幕内で西序二段３１枚目・炎鵬（伊勢ケ浜）が西２９枚目・冨蘭志壽（式秀）を押し出して６勝１敗で秋場所を締めた。「ケガなく取り終えたことが良かった。今日はよく見て落ち着いて取れたと思います」と冷静に振り返った。
復帰２場所目で感じることが多かった。「まだまだだなと思いました。先場所とは違う感情がありました。上に行けば行くほどレベルが上がってくる。しっかり戦える状態を作っていきたい。もっといい立ち合い、攻めの早さ、技の切れなど、一日一日、一番一番ですね」。課題も見つかった。「体を大きくすること」だという。現在の体重は約１０２キロ。「首の強化もそうですけど、もう少し筋力を付けないと（上では）戦えない」。
地元・石川では大の里の“大関当確”に沸いている。「すごいなと思います。番付は違うけど、そういう（対戦）日が来ることを目標の一つにやっている。励みになります」と目を輝かせていた。
