「何よりチームが勝ててよかった」エース快投でM4 ソフトバンク有原航平が8回無失点でハーラートップタイ13勝目

AI要約

ソフトバンクがオリックスを4-0で破り、エース有原が8回無失点の好投で13勝目を挙げた。チームの悪い流れを断ち切る勝利となった。

有原は初回にピンチを迎えるも、その後はリズムに乗り、打線の援護を受けて完封可能なペースで投げた。9回は救援陣を優先させた。

オリックスに対し今季は抜群の相性を見せ、優勝へのマジックナンバーが4となったが、監督は冷静にチームの前進を強調している。

「何よりチームが勝ててよかった」エース快投でM4 ソフトバンク有原航平が8回無失点でハーラートップタイ13勝目

 ◆ソフトバンク4―0オリックス(20日、みずほペイペイドーム)

 足踏みが続いていたチームの重苦しい雰囲気をエースが吹き飛ばした。有原が8回無失点でリーグ最多に並ぶ13勝目をつかんだ。「何よりチームが勝ててよかった」。本拠地での前カードで2位日本ハムに2連敗した悪い流れを断ち切る好投だった。

 初回は四球と安打などで1死一、三塁とされるも、西川、紅林を連続三振。「状態は良くなかったけど、スライダーがうまく使えた」。2回以降は二塁を踏ませず、リズムに乗った投球で打線の援護につなげた。

 8回まで113球で完封も可能なペースだったが、4点リードの9回は登板間隔が空いていたヘルナンデスが登板した。「チームが勝つことが一番なので」。救援陣の事情を優先し、個人の思いは胸にしまった。

 昨季のリーグ王者のオリックスに対し、今季は6試合で5勝1敗と抜群の相性を誇る。期待に応える快投に、小久保監督も「落とせないと思っていた試合だった。しっかりいいピッチングをしてくれた」と評価した。

 2位日本ハムが勝利したため、優勝へのマジックナンバーは「4」となり、最短での優勝決定も22日に延びた。小久保監督は「僕らにできることはそれ(勝つ)しかない」と冷静に受け止めた。苦境を抜け出したチームは、再び前だけを見て進む。(大橋昂平)

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