バニャイアが前戦に続き初日プラクティスでトップ。クアルタラロは5番手でQ2ダイレクト進出を果たす/MotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGP

AI要約

フランセスコ・バニャイアがオールタイムラップ・レコードを更新してプラクティスをトップで終えた。

セッションは雨の影響で始まり、終盤にはドライコンディションになった。

バニャイア、マルティン、マルケスが上位を占め、ホンダ勢は上位に入っていない。

バニャイアが前戦に続き初日プラクティスでトップ。クアルタラロは5番手でQ2ダイレクト進出を果たす/MotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGP

 MotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGPの初日がミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)がオールタイムラップ・レコードを更新し、トップでプラクティスを終えた。

 エミリア・ロマーニャGPは、2週間前のサンマリノGPに続きミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリでの開催である。木曜日に雨が降った影響で、フリープラクティス1を迎えても路面には濡れた部分が残る状況で、序盤にコースインしたライダーはレインタイヤを履いていた。このため、セッション序盤は多くのライダーがピットで路面状況の回復を待っていた。

 残り時間が20分を切るころになると、今までコースインしていなかったライダーが続々と走行を開始する。終盤、マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)がトップタイムを記録し、フリープラクティス1を制した。

 2番手はホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、3番手がフランコ・モルビデリ(プリマ・プラマック・レーシング)。フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)は4番手だった。5番手にはマーベリック・ビニャーレス(アプリリア・レーシング)が続いている。

 プラクティスは気温23度、路面温度34度のドライコンディションとなった。MotoGP.comの中継で伝えられたところによると、アレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が高熱により、このセッションを走らなかった。

 セッション前半はマルティンがトップにつけ、バニャイアが2番手、そして3番手には序盤に14コーナーで転倒を喫したペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)が続く。

 その後、終盤にバニャイアが1分30秒286を記録し、オールタイムラップ・レコードを更新してトップに浮上する。最終的に、バニャイアがこのタイムでプラクティスをトップで終えた。

 2番手はマルティン、そして前戦サンマリノGPのフラッグtoフラッグの決勝レースで優勝を飾ったマルク・マルケスは3番手だった。

 エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)はセッション後に転倒を喫したが、4番手。そして、ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)が5番手につけ、Q2ダイレクト進出を決めている。

 ホンダ勢の最上位は、ヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)の12番手。中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は21番手だった。

[オートスポーツweb 2024年09月20日]