ノーハンマーに理由あり/桧村賢一コラム 舟券即戦力【ボートレース】

AI要約

選手が新しいプロペラをハンマーで調整する方法について述べられています。プラスチックのハンマーや木ハンマーを使用し、前回の調整を再利用することもあるようです。

特定の選手が最近「ノーハンマー」と呼ばれる作業をしている理由について、設定や制約の背景が明かされています。その選手は次のレースで有利な状態にあるようです。

選手の新プロペラの交換回数や調整傾向の変化に関する情報が提示されており、その影響や今後の戦略について考察されています。

ノーハンマーに理由あり/桧村賢一コラム 舟券即戦力【ボートレース】

プロペラは新モーターに切り替わる時に新プロペラになります。選手はそれを自分の走りに合うようにプロペラゲージに合わせてハンマーを使って叩きます。金属製のハンマーを禁止されており、プラスチックのハンマーを使います。微妙な角度調整は木ハンマーです。これを修整作業と呼んでいますが、前回のものをそのまま使うケースがあります。プラスチックのハンマーを使って叩く必要がない場合は「ノーハンマー」と選手が呼んでいます。前回使用した選手が完ぺきに近い形にプロペラを叩いてくれているので、次に引いた選手は何もしなくてよいわけです。舟券作戦では「買い」の対象になります。正確には「なっていました」です。

超伸び型に仕上げる高田ひかるが「今節はノーハンマー」と言っているのを目にしました。7月津のオールレディースあたりからです。記者さんに聞いて見ると、高田がノーハンマーにしなければならない理由がわかりました。この1年間で高田は新プロペラに3回も換えています。ヒビ割れすると弁償しなければなりませんが、4枚目からはペナルテイーで出場停止があるとのことです。チルトを2度まで跳ね上げていた高田は、最近上げてもプラス0.5度です。着取りの傾向が大きく変わります。10月末まで高田はノーハンマーのはずです。高田は20日から宮島一般戦で走ります。