J1アビスパ福岡、21日にアウェー磐田戦 松岡大起「チャンスで決めきる」 決定力不足の解消が10戦ぶり勝利の鍵

AI要約

アビスパ福岡はリーグ戦での勝利がなく、残留争いを避けるためには磐田戦が大事な一戦となる。

ボランチの松岡大起はチームに勝利をもたらすためにゴールを決める決意を示す。

攻撃力不足を感じるチームにおいて、松岡の攻撃参加が重要になる。彼自身にとっても、ゴールを決めることが自己評価につながる。

J1アビスパ福岡、21日にアウェー磐田戦 松岡大起「チャンスで決めきる」 決定力不足の解消が10戦ぶり勝利の鍵

 J1で13位のアビスパ福岡が21日、アウェーで18位の磐田と対戦する。リーグ戦では9試合勝ちがなく、残留争いに巻き込まれないためにも正念場となる一戦。ボランチの松岡大起(23)は「チームに勝ちを与えるためにも、チャンスで決めきる」と誓った。

 新加入の松岡は中盤の要として全30試合に出場。いずれも零封負けした過去2試合では、最もゴールに迫るシーンをつくった。1日の神戸戦では後半にヘディングを相手GKに好セーブされた。14日の町田戦では前半に右クロスに頭で合わせながらポストに嫌われた。

 リーグ最少28得点の決定力不足は、長谷部監督が今季限りでの退任を決断する一因になった。チーム最多9得点のザヘディや長身のウェリントンら前線へのマークは厳しく、松岡らMF陣の攻撃参加が欠かせない。

 3月16日のFC東京戦では今季唯一の得点をマーク。磐田戦で決めれば、半年ぶりのゴールとなる。「チャンスは多いので決めきれるかどうか。そこで自分の価値も変わる」。ボール奪取に優れた守備だけでなく、攻撃でも救世主となる。(末継智章)