大谷翔平、異次元快挙「マイアミの奇跡」…「50ー50」達成、3打席連発で51号、球団記録10打点…キャリアハイのオンパレード

AI要約

7回のサヨナラホームランから始まり、9回には3ランホームランを放ち、大谷は1試合6安打10打点の偉業を達成した。

ファンやメディアから注目を浴びた大谷は、球場を沸かせて記録を更新し、歴史的瞬間を刻んだ。

WBC世界一を果たした舞台で再び驚異のパフォーマンスを見せ、チームに勝利をもたらした大谷の快挙に喝采が上がった。

大谷翔平、異次元快挙「マイアミの奇跡」…「50ー50」達成、3打席連発で51号、球団記録10打点…キャリアハイのオンパレード

 「50-50」まであと1本に迫って迎えた7回。敵地マイアミのローンデポ・パークは異様な雰囲気に包まれ、注目はただ一人の男に注がれた。大谷が打席に入ると、ファン、メディアが携帯をグラウンドに向けた。歴史的瞬間を取り逃がすまいと。

 大谷は簡単に2ストライクと追い込まれたが、1球ボールを見た後、外寄りのナックルカーブに体は反応した。ゾーンに入った大谷は少しためてから、バットを振り出す。打球は左翼へぐんぐん伸びる。ベンチではロバーツ監督が、マンシーが、コーチが全員、両手を挙げた。大谷は本塁打と確信すると、ベンチに向かって吠えた。敵地では異例のカーテンコール。大谷はベンチを飛び出して手を上げてファンに応えた。

 さらに、信じられない1日は終わっていなかった。9回。球場のボルテージが最高潮になる中、3打席連発となる51号3ラン。キャリアハイの6安打10打点、3本塁打2盗塁を積み重ねての偉業達成。1試合10打点は球団新記録となった。WBC世界一をつかんだ地で、再び「マイアミの歓喜」いや、「マイアミの奇跡」を起こした。