【全日本】王道トーナメント4強出そろう 準決は斉藤レイVS綾部蓮、宮原健斗VS本田竜輝

AI要約

新木場大会で行われた全日本プロレス王道トーナメントの準々決勝結果を報じる。前回準優勝の本田竜輝がメインイベントで田村男児に勝利し、2大会連続の決勝進出を果たす。

激しい打撃と投げ技が織り成す激闘の中、本田と田村がリング内外で死闘を繰り広げ、本田が見事にファイナルベントで勝利を収める。

準決勝、決勝は後楽園大会で行われ、4人の中で宮原健斗が春秋連覇を狙う立場。他の3人は初優勝を目指して激しい戦いを繰り広げることになる。

<全日本プロレス:新木場大会>◇19日◇東京・新木場1stRING

 王道トーナメント準々決勝4試合が行われ、前回準優勝の本田竜輝(24)がメインイベントで田村男児(25)に勝利。2大会連続の決勝へ王手をかけた。

 序盤からリング内外で激しい打撃、投げ技の応酬となり、途中、田村が本田をデスバレーボムでエプロンにたたきつける危険な場面もあった。

 終盤、互いに高速で顔面にエルボーを打ち込み合うとファンから大歓声。最後はわずかに体力で上回った本田がファイナルベント(ワンハンド式変形パワーボム)で3カウントを奪取。斉藤レイ、綾部蓮、宮原健斗とともに4強入りを果たした。

 試合後、リング上に4人が集合。互いに火花を散らしたが、本田が「今日(メインで)勝ったのはこの俺、本田竜輝だ! 俺のミュージックをかけて!」と叫び、一部で話題の「ホンダンス」を踊って大会が幕を閉じた。

 準決勝、決勝は22日の後楽園大会で行われ、対戦カードはレイVS綾部、宮原VS本田となった。4人のうち優勝経験があるのは宮原(2度優勝)だけで、他の3人が勝てば初優勝。宮原が優勝すれば、春のチャンピオンカーニバルに続く春秋連覇となる。

 ▼王道トーナメント準々決勝時間無制限一本勝負

 ○斉藤レイ 10分51秒、アイスバイン→体固め ×サイラス

 ▼同

 ○綾部蓮 15分57秒、デスルーレット→片エビ固め ×デイビーボーイ・スミスJr.

 ▼同

 ○宮原健斗 14分29秒、エビ固め ×ジョエル・レッドマン

 ▼同

 ○本田竜輝 25分23秒、ファイナルベント→片エビ固め ×田村男児