ベロニカとポリーナのクデルメトワ姉妹が揃ってベスト8に進出 [韓国オープン／テニス]

AI要約

ロシアの姉妹テニス選手、ベロニカ・クデルメトワとポリーナ・クデルメトワがWTA500「ハナ銀行韓国オープン」で勝利し、ベスト8進出。

姉のベロニカが第2シードのサムソノワを破り、妹のポリーナはアレクサンドロワを下して番狂わせを演じた。

準々決勝で姉妹は別々の対戦相手と戦うことになる。

　WTAツアー公式戦「ハナ銀行韓国オープン」（WTA500／韓国・ソウル／9月16～22日／賞金総額92万2573ドル／ハードコート）の女子シングルス2回戦でベロニカ・クデルメトワ（ロシア）とポリーナ・クデルメトワ（ロシア）が勝利をおさめ、姉妹揃ってベスト8に進出した。

　姉のベロニカが第2シードのリュドミラ・サムソノワ（ロシア）との同胞対決を6-4 6-2で制し、妹のポリーナは自国の先輩で第7シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ（ロシア）を6-2 7-5で倒す番狂わせを演じた。

　上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、アレクサンドロワはこの試合が初戦だった。ポリーナは予選決勝でルー・ジアジン（中国）に敗れたが、前週のグアダラハラでツアー初優勝を飾ったマグダレナ・フレッヒ（ポーランド）が欠場したためラッキールーザーで本戦入りが決まっていた。

「私たち（姉妹）はいつも一緒に練習しているの。姉は元世界ランク9位で、私は今が伸び盛りだから本当にいい経験になっているわ。いつも学んでいる」とトップ50の選手から初勝利を挙げたポリーナは姉について語った。

　今シーズンに入って10大会で初戦敗退に終わるなど苦戦が続いている姉のベロニカは妹の存在について、「もちろん私にとって更なるモティベーションになる。妹よりもよくやろうと余計にやる気が出るわ」と話した。

　準々決勝ではベロニカがアマンダ・アニシモワ（アメリカ）とビクトリヤ・トモバ（ブルガリア）の勝者と、ポリーナは第3シードのベアトリス・アダッドマイア（ブラジル）とアイラ・トムヤノビッチ（オーストラリア）の勝者と対戦する。

　そのほかの試合では第4シードのディアナ・シュナイダー（ロシア）が予選勝者のキャロル・ジャオ（カナダ）を6-3 6-3で下し、第5シードのマルタ・コスチュク（ウクライナ）はヘザー・ワトソン（イギリス）を6-2 6-2で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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