【MLB】鈴木誠也9試合連続安打もカブスは逆転負け ブリュワーズの地区優勝が決定

AI要約

ナ・リーグ中地区2位のカブスはアスレチックスに逆転負けし、地区優勝がブリュワーズに決定した。

カブスは逆転したものの、投手陣の踏ん張りが足りず勝利を逃す。

ブリュワーズは2年連続の地区優勝を果たし、新戦力と主力の活躍で頂点に立った。

【MLB】鈴木誠也9試合連続安打もカブスは逆転負け ブリュワーズの地区優勝が決定

 日本時間9月18日、ナ・リーグ中地区2位のカブスは本拠地リグレー・フィールドでのアスレチックス3連戦最終戦を迎え、終盤に逆転を許し3対5で敗北。この結果、マジックを「1」としていたナ・リーグ中地区首位ブリュワーズの地区優勝が決定した。アスレチックス3番手のタイラー・ファーガソンが4勝目(2敗)をマークし、5番手のメイソン・ミラーは27セーブ目を記録。カブス6番手のネイト・ピアソンは2敗目(2勝)を喫している。

 カブスは1点を追う5回裏にダンズビー・スワンソンと鈴木誠也のタイムリー、コディ・ベリンジャーの犠牲フライで3点を奪い逆転したものの、投手陣が踏ん張り切れず。7回表にブレント・ルッカーのタイムリーで同点とされると、8回表にはザック・ジェロフのタイムリー二塁打と内野ゴロ野選で2点の勝ち越しを許してしまう。なんとか反撃したい打線も6回以降はアスレチックス救援陣の前にノーヒットに抑えられ、最後まで糸口を掴めなかった。

 ブリュワーズはこれで2年連続、直近4年で3度目の地区優勝。昨年までのエース右腕コービン・バーンズがオリオールズに移籍し、ブランドン・ウッドラフも故障でシーズン全休と開幕前の下馬評が高いチームではなかったが、ルーキーのジャクソン・チョーリオが「20-20」を達成し、先発陣でもトビアス・マイヤーズがローテーションに定着して8勝をマークするなど新戦力が台頭。昨年以前からの主力も堅実な活躍を見せて地区優勝1番乗りとなった。

 なお、カブスの鈴木は「3番・DH」でスタメン出場し、1回裏の第1打席は四球、3回裏の第2打席は空振り三振、5回裏の第3打席はレフト前タイムリー、8回裏の第4打席は空振り三振。3打数1安打1四球1打点と2出塁をマークし、連続試合安打を9に伸ばした。今季の成績は打率.278、20本塁打、68打点、15盗塁、OPS.834となっている。