【MLB】ブリュワーズがフィリーズを破ってマジックナンバー「2」に あすにも2年連続の地区優勝が決定
ブリュワーズが地区優勝への道を突き進む中、フィリーズを6対2で撃破。
アーロン・シバーリとコリン・レイが好投し、ウィリアム・コントレラスやジョーイ・オーティズの活躍でリードを広げた。
マジックナンバーを1つ減らし、地区優勝への期待が高まるブリュワーズは、プレーオフ進出も視野に入れつつシード順争いにも加わる。
日本時間9月17日、ブリュワーズは本拠地アメリカンファミリー・フィールドでのフィリーズ3連戦がスタート。その初戦は投打が噛み合って6対2で勝利し、地区優勝へのマジックナンバーは1つ減って「2」となった。ブリュワーズ先発のアーロン・シバーリが5回7安打1失点で7勝目（8敗）を挙げ、3番手のコリン・レイは2回2/3を無失点に抑えてメジャー初セーブを記録。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスは5回4安打3失点で7敗目（12勝）を喫した。
2年連続の地区優勝が目前に迫っているブリュワーズは、3回裏一死1・2塁のチャンスでウィリアム・コントレラスがセンターへタイムリー二塁打を放ち、2点を先制。4回裏にはジョーイ・オーティズの犠飛で3対0とリードを広げた。5回表にブランドン・マーシュの16号ソロで1点を返されたが、6回裏にオーティズとブライス・トゥラングの連続タイムリーで2点を追加。7回表にカイル・シュワーバーのタイムリーで3点差に迫られたが、7回裏にゲーリー・サンチェスの犠飛でリードを広げ、6対2で勝利した。
ブリュワーズは3連戦の初戦を制し、試合前の時点で「3」だったマジックナンバーは1つ減って「2」に。あすの試合でフィリーズに勝利し、カブスがアスレチックスに敗れると、全6地区中最速での地区優勝が決定する。また、それと同時に全30球団中最速でプレーオフ進出も決まることになる。なお、プレーオフのシード順争いでは現在3番手となっており、第1シードのフィリーズと3ゲーム差、第2シードのドジャースとは2ゲーム差だ。地区優勝を決めたあとはプレーオフのシード順を1つでも上げることが目標になっていくだろう。
