「この時期は調子とかホームとかあんまり関係ない」ソフトバンク小久保監督、Vロードで一休みも「あと五つ勝てばいい」

AI要約

ソフトバンクが日本ハムに1点差で敗れ、7連勝がストップした。

近藤健介の負傷離脱後、正木智也が5番に昇格し、重圧の中でプレーすることとなった。

日本ハムとの最短V決定はお預けで、小久保監督は残り5勝のメッセージを発した。

「この時期は調子とかホームとかあんまり関係ない」ソフトバンク小久保監督、Vロードで一休みも「あと五つ勝てばいい」

 ◆ソフトバンク2―3日本ハム(17日、みずほペイペイドーム)

 急加速で駆け続けていたVロードで一休みを強いられた。2位日本ハムに1点差の惜敗。9回2死二塁の同点機で川瀬晃は遊ゴロに倒れた。今季最長に並んでいた連勝は7でストップ。小久保監督は「まあ、特に」と淡々と敗戦を受け止めた。

 大阪で優勝へのマジックナンバーを5まで減らし、歓喜の瞬間を目前にして本拠地福岡に帰ってきた。ただ、打率リーグトップで開幕から不動の5番だった近藤健介が16日に右足首を負傷し、戦線離脱を余儀なくされた。

 5番には正木智也を6番から繰り上げた。初回に栗原陵矢の適時打で幸先よく先制。スチュワートが6回に逆転を許し、7回には岩井俊介がリードを広げられたが、8回に反撃。栗原の犠飛で1点差に迫り、なお2死二、三塁で正木は右飛に倒れた。

 今季初めてクリーンアップに座った正木は、4回1死一塁でも遊ゴロ併殺に倒れていた。重圧について小久保監督は「そうでもないんじゃないですか。ずっと出ていて、突然出した選手じゃないので」と否定。近藤が不在となった今こそ、今季の成長を証明する時だ。

 連勝で優勝が決まった日本ハム2連戦での決着はお預け。最短Vは20日に延びた。小久保監督は「あと五つ勝てばいいので。いるメンバーでやるだけです。この時期は調子とかホームとかあんまり関係ない」と力を込めた。今こそチーム一丸となり、大団円を迎える。(小畑大悟)

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