パリ五輪・フェンシング男子エペ個人『金」加納虹輝、「クラブチームに問い合わせ殺到」の反響に手応え「競技人口増える」

AI要約

パリ五輪に出場したJAL所属選手の社内報告会が開かれ、金メダル、銀メダルを獲得した加納虹輝選手が反響の大きさを明かす。

競技普及に手応えを感じた加納選手が、スポンサー企業が運営するフェンシングアカデミーを開校し、競技人口増加への期待を述べる。

五輪直後に開催された加納虹輝杯には約350人が参加し、大会を通じてフェンシング普及に貢献した喜びを語る。

パリ五輪・フェンシング男子エペ個人『金」加納虹輝、「クラブチームに問い合わせ殺到」の反響に手応え「競技人口増える」

 パリ五輪に出場したJAL所属選手の社内報告会が17日、東京都内で開かれた。フェンシングの男子エペ個人で金メダル、団体で銀メダルを獲得した加納虹輝(26)は「フェンシングのクラブチームに問い合わせが殺到していると聞いている」と反響の大きさを明かした。

 競技普及に手応えを感じた。加納のスポンサー企業が運営する「KLフェンシングアカデミー」が今月、愛知県春日井市に開校。同県あま市出身の加納もオープンセレモニーに参加し「たくさんの子どもが来てくれた。選手がクラブを作るの難しいかもしれないが、企業と協力していけば競技人口も増えるんじゃないかな」と話した。

 五輪直後の8月下旬には高校時代を過ごした山口県岩国市で「加納虹輝杯」を開いた。2022年から開催し、3回目となった今大会には約350人が出場。中には海外からの参加者もいたという。「『加納虹輝杯を見てフェンシングを始めた』という子どもがいて、大会をやってきてよかったと改めて感じた」と笑みを浮かべた。