「同じ仕事なのに…彼は私の10万倍も稼いでいる」SNSで1700万フォロワー数の“世界一セクシーな選手”が恋人であるブラジル代表MFとの報酬格差を嘆く

AI要約

スイス女子代表でユベントスでプレーするMFアリシャ・レーマンが女子サッカーの発展に貢献する決意を明かした。

恋人であるブラジル代表MFドウグラス・ルイスとの関係に触れながら、不平等な給料格差に嘆くレーマン。

ユベントスで異例の移籍を果たしたカップルのこれまでと現在の状況について。

「同じ仕事なのに…彼は私の10万倍も稼いでいる」SNSで1700万フォロワー数の“世界一セクシーな選手”が恋人であるブラジル代表MFとの報酬格差を嘆く

 スイス女子代表で今季からユベントス(イタリア)でプレーするMFアリシャ・レーマンがイタリア全国紙『La Repubblica』のインタビューに応じた。公式インスタグラムのフォロワー数が1700万を超える25歳は「女子サッカーの発展のために、私だからこそできることがあると思う。私はインフルエンサーではなくアタッカー(サッカー選手)よ。すべての女性のために闘うわ」と新たな決意を明かした。

 その記事のなかで、恋人であるブラジル代表MFドウグラス・ルイスにも触れた。ド派手なカップルは2019年に交際をスタートさせたものの、22年に一度は破局。それが昨年末になって電撃的に復縁を果たした。ともにアストン・ビラ(インググランド)に所属していたが、この夏の移籍市場でふたり揃ってユベントスに入団するというかつてない異例の移籍劇を完遂させた大きな話題を呼んだ。ルイスの移籍金は5000万ユーロ(約81億円)とされている。

 レーマンは「ドウグラスには『平等じゃない!』と言ってる」と明かしつつ、「私はパートナーと同じ仕事をしているのに、彼は私の10万倍も稼いでいるの。平等という目標を達成するためには、まだかなりの時間がかかると思うわ」と嘆いた。

 

 セリエA開幕から3戦連続でベンチスタートとなったルイス。現地メディアでは「期待外れだ」「ミスター5000万ユーロ」などと揶揄されたが、4節のエンポリ戦でようやくスタメン出場を果たした。それでも67分で途中交代となり試合もスコアレスドローで終了。アピールには繋がらず、苦しい立場に立たされている。

 一方でユベントス女子のレーマンは開幕2連勝に貢献。デビュー戦となったサッスオーロ戦では途中出場ながらいきなり移籍後初ゴールを挙げてみせた。新天地で好対照なスタートを切った大物カップル。ルイスの現状についてレーマンは「うーん、家ではサッカーの話はあまりしないようにしているから」と話すにとどめた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部