メッツ通算101勝・左腕キンタナ、千賀滉大が先発復帰ならブルペン転向「大したことじゃない。大きな戦力になる」

AI要約

メッツのベテラン左腕投手が若手千賀の復帰に伴う役割変化について言及。

千賀の怪我や復帰状況、復帰後の活動予定について報告。

指揮官や編成本部長のコメントから、千賀の今後の役割が明らかに。

メッツ通算101勝・左腕キンタナ、千賀滉大が先発復帰ならブルペン転向「大したことじゃない。大きな戦力になる」

 メッツのホセ・キンタナ投手(35)は15日(日本時間16日)、千賀滉大投手(31)が復帰すれば自身はうわさされる先発からブルペンへの転向も辞さないと明らかにした。球団地元紙ニューヨークポストが報じた。

 「大したことじゃない。千賀が戻って来れば大きな戦力になる。だから、自分がやれることは何でもやる」。メジャー通算101勝を積み上げ、16年は球宴にも選出されたベテラン左腕はきっぱりと語った。「いまは『自分が』と言っているときじゃない。チームこそが大事なときだ。チームにとっていいのならば、自分は(ブルペン転向に)オープンでいる」

 千賀はメジャー2年目の今季、春季キャンプ中の2月後半に右肩の疲労を訴え、「肩後部の関節包にある中程度の張り」とのMRI検査結果で負傷者リスト入り。7月25日に復帰したが、そこで打球を追った際に左ふくらはぎを痛め、再び離脱を強いられた。

 現時点では16日か17日に実戦形式の打撃練習に登板予定で、順調ならば24~26日のブレーブス3連戦か、27~29日のブルワーズとのシーズン最終3連戦での復帰が濃厚と伝えられている。

 エスパーダ監督は13日、エース右腕が復帰した場合の役割について「今後の様子次第だ。短いイニングであっても、どれくらい球数を投げられるかというビルドアップの問題もあるし、あるいはリリーフ登板するよう頼んでみるのは無理な注文なのか?」と語り、救援で起用する可能性も示唆。一方、スターンズ編成本部長は翌14日、「役割はもっと復帰が近くなってから決めるが、千賀はこれまで先発投手だった。おそらくはそうさせると思う」と、あくまでもスターターとして期待していると語っている。