岩井明愛が4打差逆転で30年ぶり大会連覇 山下美夢有は今季7度目の2位
岩井明愛が4打差をひっくり返して逆転優勝を果たし、大会連覇を達成。山下美夢有が2位に終わる。
天本ハルカや小祝さくらなどが3位以下に入り、活躍。若手ルーキーの菅楓華も健闘。
米ツアー出身選手も参戦し、古江彩佳や竹田麗央などもプレーしたが、結果は芳しくなかった。
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス東海クラシック 最終日（15日）◇新南愛知CC美浜C（愛知）◇6560yd（パー72）◇曇り（観衆6514人）
前年覇者の岩井明愛が4打差をひっくり返して逆転優勝を挙げた。3位から出た最終日は無傷の8バーディ「64」でプレーし、通算16アンダー。山下美夢有との熱戦を制し、1993、94年の服部道子以来30年ぶりとなる大会連覇を成し遂げた。6月「ニチレイレディス」以来の今季3勝目、ツアー通算6勝目。
首位スタートの山下は3バーディ「69」で15アンダー。7月「大東建託・いい部屋ネットレディス」、9月「日本女子プロ」から出場3試合連続の2位であり、これは2023年の小祝さくら以来4人目、歴代2位の記録（1位は15年イ・ボミの4試合連続）。また、シーズン7度目の2位も20－21年シーズンの西郷真央以来の4人目、歴代2位となった（1位は1989年?阿玉の8回）。
今季1勝の天本ハルカが5バーディ、1ボギー「68」で11アンダー3位。小祝さくらが7バーディ「65」で10アンダー4位。柏原明日架が4バーディ「68」で小林光希と並び9アンダー5位に入った。
米ツアー1勝の宮里美香が3バーディ、1ボギー「70」で8アンダー7位。2位から出た19歳ルーキーの菅楓華は1バーディ、3ボギー「74」で新垣比菜、泉田琴菜と並ぶ8アンダー6位で大会を終えた。
米ツアーメンバーで21年大会覇者の古江彩佳は1バーディ、2ボギー「73」、3週連続優勝を狙った竹田麗央は3バーディ「69」で5アンダー17位に並んだ。
＜上位成績＞
優勝／－16／岩井明愛
2／－15／山下美夢有
3／－11／天本ハルカ
4／－10／小祝さくら
5T／－9／柏原明日架、小林光希
7／－8／宮里美香
8T／－7／菅楓華、新垣比菜、泉田琴菜
