東京五輪以来の国内試合 “錦織節”全開の会見に「僕はあと数年で消える」「雨が降ることを祈りたい」

AI要約

男子テニス国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部の日本―コロンビア戦の組み合わせ抽選が行われ、錦織圭が2日でシングルス2試合、ダブルス1試合に出場することが決定。

錦織は国内試合でのプレッシャーを感じつつも、若手選手の成長に期待を寄せている様子。

抽選後の会見では、試合の条件や若手選手に対するコメントなど、錦織らしいユーモア溢れる発言が飛び交った。

東京五輪以来の国内試合 “錦織節”全開の会見に「僕はあと数年で消える」「雨が降ることを祈りたい」

 男子テニス国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部の日本―コロンビア戦(14、15日、有明コロシアム)の組み合わせ抽選が13日、都内で行われた。21年東京五輪以来の国内試合となる錦織圭(34=ユニクロ)はきょう14日に世界237位のメヒアと対戦するなど2日でシングルス2試合、ダブルス1試合に出場。国内有観客試合は約6年ぶりで「デビス杯は何が起こるか分からない怖さがある」と気を引き締めた。

 抽選後の会見は“錦織節”全開だった。試合は開閉式の屋根を開けて実施。高温多湿の過酷な条件となり「雨が降ることを祈りたい」と冗談交じりに雨で屋根が閉まることを願った。綿貫ら若手から尊敬の念を示されると、照れ笑い。「僕はあと数年で消えてしまうが、西岡君や(ダニエル)太郎がもっと上がることで、若手もどんどん上がれると思う」と自虐で笑いを誘いつつ、底上げに期待した。