男子国別対抗戦 錦織の起用は13日発表 添田監督「出ると思いますか?」
男子テニスのデビス杯ワールドグループ1部の日本―コロンビア戦に向けた監督会見が行われ、錦織圭の起用について監督は明言を避けた。
錦織は練習を行い、約6年ぶりの有観客での試合に臨む。コロンビアは最上位選手が欠場し、日本代表は次回予選進出を目指す。
日本代表メンバーや試合方式についての情報も明らかになっている。
男子テニスの国別対抗戦デビス杯ワールドグループ1部の日本―コロンビア戦(14、15日)に向けた監督会見が12日、本番会場の有明コロシアムで行われた。添田豪監督(40)は既に各選手に起用法を伝えたことを明言。注目を集める錦織圭(34=ユニクロ)の起用に関する質問が飛ぶと「出ると思いますか?」と逆質問し「想像しておいて下さい。明日(のドロー抽選式で)発表します」と明言を避けた。
この日の錦織は本番会場で練習を実施。綿貫陽介(26=SBCメディカルグループ)とダブルスを組み、実戦形式のメニューで汗を流した。国内で試合に出場すれば21年7月の東京五輪以来。有観客でのプレーは18年9月の楽天ジャパンオープン(武蔵野の森総合スポーツプラザ)以来6年ぶりとなる。注目度は高く、チケットの売れ行きは好調。約1万人収容のスタジアムの入場券はこの日地点で残り約1000枚となっている。
コロンビアは世界ランキング130位で最上位のガランがツアー出場を優先して欠場。今回のメンバーでは世界237位のメヒアが最上位となる。試合は3戦先勝方式で、初日にシングルス2試合、2日目にシングルス2試合とダブルス1試合を実施。勝てば本戦出場を懸けた来年2月の予選に進む。
◆デビス杯日本代表メンバー
西岡良仁(ミキハウス)
ダニエル太郎(エイブル)
望月慎太郎(木下グループ)
錦織圭(ユニクロ)
綿貫陽介(SBCメディカルグループ)