【巨人】阿部監督 厄介だった青木宣親を惜別「ウチの打者はそれがへたくそなんだよ」
巨人の阿部慎之助監督(45)がヤクルト・青木宣親外野手(42)の現役引退を労った。
阿部監督はWBC日本代表時代の戦友であり、青木の強敵ぶりを称えると同時に、若手選手の姿勢について語った。
阿部監督は引退後の青木に対して期待を寄せ、野球界での活躍を願っている。
巨人の阿部慎之助監督(45)が13日に、この日に現役引退を発表したヤクルト・青木宣親外野手(42)を労った。
阿部監督は現役時代の2009年にWBC日本代表として青木と共闘。ペナントレースでは同一リーグで長年優勝争いを続けてきた。
そんな戦友について阿部監督は「(戦う相手として)困った相手だったからさ。ボール球を打つのがうまいし、拾ったりするのがうまいから」と捕手目線からその強敵ぶりを回顧。
続けて「ウチの打者はそれがへたくそなんだよ。みんな今の子ってちゃんと振って完ぺきに打ちたがるから。気持ちは分からないでもないけど、俺らが若い頃は崩されてどう打つか教わった時代。時代が変わったよね」と〝阿部節〟でナインへはっぱをかけた。
さらには球界の功労者への惜別言葉も忘れず「素晴らしい実績で終われるし、次があるはずだろうからね。野球界に携わって欲しいなと思います」と引退後の活躍にも期待を込めた。