【日本代表27選手の通信簿】2戦12発と凄まじい連勝。最高の「S」評価は2人。シリーズMVPは途中出場で1G3Aと躍動した右WBだ

AI要約

日本代表は北中米ワールドカップのアジア最終予選で圧倒的な連勝を収め、攻撃的なシステムが機能した。

選手個々のパフォーマンスについて、各ポジションごとに評価が行われた。

長友佑都や望月ヘンリー海輝など、ベンチ外や怪我による離脱の選手もいた。

【日本代表27選手の通信簿】2戦12発と凄まじい連勝。最高の「S」評価は2人。シリーズMVPは途中出場で1G3Aと躍動した右WBだ

 北中米ワールドカップのアジア最終予選に挑んだ日本代表は、9月5日に埼玉スタジアム2002で開催された中国戦に7-0で圧勝。10日に敵地で行なわれたバーレーン戦も5-0で大勝し、12得点・0失点という凄まじい連勝スタートを切った。

 この2戦では右に堂安律、左に三笘薫というアタッカーを両ウイングバックに配する攻撃的な3-4-2-1を採用。これが見事に機能し、ゴールラッシュを呼び込んだ。

では、選手個々のパフォーマンスはどうだったのか。招集された27選手について、5段階(S、A、B、C、D)で評価した。

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【GK】

1鈴木彩艶[評価]B

 守備機会が少なかったとはいえ、2試合連続でクリーンシートを達成。常に落ち着いてプレーした。

12大迫敬介[評価]―

 鈴木との定位置争いに勝てず。クラブでの好調を維持していくしかない。

23谷 晃生[評価]―

 大迫と同様に鈴木の後塵を拝す。まずは代表定着を目ざしたい。

【DF】

2菅原由勢[評価]―

 プレミアで好パフォーマンスもまさかの出番なし。攻撃的な3-4-2―1の採用で、最も割を食う形になってしまった。

3谷口彰悟[評価]B

 2試合連続で3バックの中央を担い、冷静に最終ラインを統率。バーレーン戦ではピンチの芽を摘む守備が光る。

4板倉 滉[評価]B

 右CBで終始落ち着いてプレー。中国戦では顔面に肘打ちを受けるアクシデントも相手FWに自由を与えなかった。

16町田浩樹[評価]A

 3バックの左で2試合フル出場。前に出る果敢な守備と、効果的な縦パスが好印象を与えた。

21高井幸大[評価]B

 20歳の誕生日の翌日に開催された中国戦で途中出場を果たし、嬉しい代表デビュー。堂々たるプレーを披露した。

22中山雄太[評価]―

 町田への電撃加入を経て代表復帰もチャンスは訪れなかった。

●長友佑都[評価]―

 2戦ともベンチ外で、3月、6月シリーズに続いて出番なし。練習では一番大きな声を出してチームを盛り上げる。

●望月ヘンリー海輝[評価]―

 サプライズ招集もスタンドで試合を見守る。バーレーン戦の前々日に右足首を捻挫。